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環境整備 その3 サイダー
さて、前回の投稿からずいぶん経ってしまいました。
職場が完全に混乱していて、余力がなかったのが正直なところです。
環境の続き、行ってみましょう。
教室全体の環境については、ざっくり前回のノートに書きました。
今回は子ども一人ひとりの机とイスについてです。
教室環境を作るにあたり、いくつかの通級指導教室に見学に行きました。私が在籍している市では、通級指導教室では大きなテーブルにいくつか椅子が置いてあったり、少数の机や椅子を高い・低い・中 位に調整して使い回していることが多かったです。
通級指導教室に来室する子どもには、姿勢を保持することが難しい子が少なくありません。なるべくその子に合った高さの机と椅子を使わせることが正しい姿勢を身に付ける第一歩と考えています。
そこで、どの子にも1回目の来室には、机と椅子を自分の体に合う高さに自分自身の手で調整させることを考えました。
【ねらい】
・共同作業をすることで、子どもと仲良くなる。
・姿勢の癖や自分の体に合う高さがわかっているかなどを観察する。
・ネジを回したり、高さを調整する様子を観察し、子どもの器用、不器用さの由来を探る。
・自分で調整した机、椅子に愛着を持たせる。
・ぴったりの高さの机や椅子を使うと良い姿勢に戻りやすいことを実感させる。
子どもの机椅子に貼る名札は、個人名ではなくその子の好きなマークにしました。
机に貼ってあるマークを見回すとキャラクターや虫、電車など、多彩です。
他の子のマークを見て「私もこのアニメ好き!似てる人いてるんだ」など、同じ時間に来なくても通級に来室する他の子への興味が湧く子もいます。
教室内での座席の位置は、希望とその理由を聞きます。
教室ではいつも前のほうの席なので、後ろに座りたいと言う子。
寒がりなので、日当たりの良い窓側が良いと言う子。
黒板を書き写すのが苦手な子には、それとなく誘導して前のほうの席を勧めることもあります。
希望の場所が重なったときには、私が仲介して伝言することもありますが、低学年の子には手紙を書くことをお勧めします。低学年の子から手紙をもらうと、高学年の子はすんなりと譲ってくれることが多いです。
今日の歌 サイダー The birthday
「なんかスノードームの中で生かされてるんしゃないか
って思ったことは あるかい?」
4月3日に The birthdayのEPが出た。当初は9月にフルアルバムとして出される予定だったものが、3曲入りのEPとしてメンバーでドラムのクハラカズユキさんの誕生日に。
キュウちゃんの愛称で呼ばれるクハラさんは、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのメンバーでもあり、故チバユウスケさんと最も長くバンド共にした人です。
私はずっとチバユウスケさんが亡くなってから自分でも驚くほど長く長く悲しんでいる。
悲しんでいるというか、寂しいというか、信じられないというか、今もどこかで生きてるような気がするというか。The Birthdayの曲はどれもものすごいかっこいいロックサウンドで、私はいつも鼓膜と子宮をバチボコしばれるような乱暴さと、その中に密かに覗くうっとりするようなロマンチックさとに夢中にさせられた。もしも辞書にロッカーという単語を載せ、挿絵を添えるならチバユウスケしかないと思わせる、そんな人。
https://youtu.be/_-iuwqWY9FQ?si=Q6UfrswMJTTqQRga