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退職と、これから。

こんにちは、2月から絶賛ニート満喫中のeye/アイです。

ニートのくせに相変わらず毎日忙しく楽しく過ごしています。
やっと手に入れた満員電車のない生活。朝の陽の光を浴びながらゆっくりヨガをする時間。心の余裕。
もっと噛み締めて、子育てと無理やり両立させボロボロになった身体を休ませればよいものを、ありがたいことに、少しお仕事をもらったり、保育園の卒園アルバム制作に追われたり、今までやりたくてもできなかったことも爆発して、自ら首を締めています。笑

なかなかバタついててゆっくり書けなかったので退職するにあたり思ったこと、これからのこと、ちゃんと記しておこうと思います。

退職しました。

12年前、23歳の私は退職するTさんから引き継ぎを受けました。
Tさんはとても優しいお姉さんで明るくって朗らか。みんなから愛されていて少しの間でしたが私も大好きになったし、もっと一緒に働きたかったと思わせる人でした。
自分もこの人のようになれるのだろうか、そんな風に憧れを抱きました。

デザインを勉強していた私が営業事務になったのには理由があるのですが、
段々とエクセルも詳しくなり、見にくい在庫表や資料は色をつけたり書式を統一したりすることで片っ端から整理し、営業さんからも重宝されるように。そんなことに小さな小さなやりがいを見つけ、トンマナを重視するデザイン的感覚は少なからず生かされていました。

さて、そうこうしているうちにあっとゆう間に時が過ぎ、退職を決意する時がきます。
理由については、他の記事でも書いているのでここでは省きます。

退職が決まって一番驚いたのは、自分の評価が国内だけでなく海外からも高かったということ。いい人が多い会社でしたが、普段言葉にするだとか評価制度も曖昧な会社だったので、チームの人たち以外からの自分の評価はまるで分からず、自分の存在価値について悩んだ時期もありました。
退職するとなってから多方面からたくさんのメッセージを受け取り、胸が熱くなり涙でPC画面が滲んでしまうことが多々ありました。
ありがたいな、と思うと同時にもったいないなとも。
今伝えたって、もう遅いのです。
今までたくさんの優秀な人たちが辞めていきました。その理由はいつも同じ所にあるように思います。

自分はこれから相手に感謝の気持ちはもちろん、その人のいいところ、言われて嬉しかった言葉、してもらって感動した行動、その人がいてくれてどれほど助かっているか、存在の大切さ、そんなことを声を大にして伝えていこうと思いました。
だって伝えなきゃ、大事な人を逃してしまうから。

最終出社日の夜、送別会を開いてくれました。
みんなのテーブルに挨拶しにいくと普段はシャイな人たちがここぞとばかりに私への感謝の気持ちを伝えてくれました。
おい、もっと普段から言えよ!初耳だよ!ってことばかりでしたが。笑

そんな姿を見て、後任の子が私に言いました。

「すごく、愛されているんですね、私こんな風になれるか自信ないです」

ふと、12年前の自分がそこにいるような感覚でした。
ああ、あの時憧れを抱いた先輩のように私も少しはなれたのだろうか。

好きとは言えない仕事内容でしたが、お客様とのやりとり、ビジネスマナー、社内間での円滑なコミュニケーション、色んなことを学びました。一つも無駄なことはないと思っています。全て経験。起こるべくして起こったこと。このタイミングでの退職もきっと何かの意味がある。

これからのこと。

12年、ずっと好きなことを我慢して生きてきた。我慢できた。
でももう我慢できない!
何かの力が働いて、またクリエイティブな世界に戻りなさいと引っ張られるように今毎日楽しく、忙しく、何かしらつくっています。
次の進路はまだ明確に決めていません。娘の入学が落ち着いたらゆっくり考えようと思います。

ものづくりが好きです。大好きです。
これからは自分に正直に、好きなことを好きな人たちと・・・♡

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