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🇫🇷パリ旅行記⑪_5日目午前

2024年9月18日
5日目はちょっと郊外に足を伸ばしてヴェルサイユ宮殿へ行きます


ヴェルサイユ宮殿まで

モンパルナスから高速列車で15分ほどで行けるのが一番近いんですが、最寄駅から宮殿まで30分くらい歩くのと、チケットの買い方面倒くさいのと、ナヴィゴセメーヌ範囲内なので、いつものホテルの前から乗れるメトロ4号線Saint-Placide-Saint-Michel>Notre-DomeでRERのC線に乗り換えて、終点のVersailles Château Rive Gauche駅まで行きます。
モンパルナスからヴェルサイユまで1時間ほどです。

RERC線の新車種ではUSB充電もできます!
キセルチェックだ!
時々地下鉄やRERで無賃乗車やキセルを取り締まる人がやってくるので、チケットは捨てずにとっておきましょう。
と、どのガイドブックにも書いてあるけど一度も出会ったことない。と思ったら、今回初めて出会いました!
私たちがいる車両で8人位いて2人無賃かキセルだったようで、1人は超過料金支払い、1人は下ろされていました。
結構いるんだなぁ。
ヴェルサイユ宮殿最寄り駅、Versailles Château Rive Gaucheに到着したら、ヒロアカ新刊の広告が!
フランスで見るとかっこよさ倍増するよデク!!
ほとんどがヴェルサイユ宮殿に行きます。
今回早めについてこっちで朝食を食べつつ入場を待とうと思っていたので、まだ人は少ないです。

朝食

駅を背中に左手が商店街?のようで、適当にこの辺で美味しそうなパンを探しました。
パリ市内は7〜8時にはカフェやカフェが併設されているパン屋があいてるんですが、こっちは駅前はマック位しかなかったです。
ケンタはまだあいていなかった。
駅から5分くらいのところに良さそうなパン屋さんを見つけました

お惣菜もすごく美味しそうなんですが、これ持ってヴェルサイユ宮殿歩けない。
丼いっぱいあるような大きさです
マリーアントワネットのお膝元で、市民を煽るようなバカでかブリオッシュがありました。
フランスではバカでかパン流行ってるんですか?
チョコとクリームがフランスパンのような硬い生地に折りたたんであるパンとクロワッサンを頼んで「Finish」と言ったらおじさんが「Done?(終わり)」とフランス語でいったから「Oui」と言って出てきました。
そしたら頼んでないドーナツが出てきました。
「Done」ではなく「Donuts?」だったようですww
甘いチョコかけドーナツの中に甘いチョコレートが入っていて美味しかったよ。
しかしなんでドーナツ勧めた?名物なの?

ヴェルサイユ宮殿

オリンピック、マラソンや自転車の折り返し地点、ヴェルサイユ宮殿まできました!
中継を見ていて、パリ市庁舎からヴェルサイユ宮殿まで走らされて、エッフェル塔も凱旋門もヴェルサイユ宮殿すら観光することなく走らされている可哀想。いやむしろパリ市庁舎からランナーならヴェルサイユまで走れるんだ!?などどうでもいいことを思っていた場所に来ました。

ルイ14世が観光客をお出迎え
私たちは予約しているので、入って左のA側で、入場時間の列に並びます。右側のBが一般列で、開始9時当初は20人も並んでいなかったので、開場時間と同時になら、予約しなくてもそんなに並ばずに入れるかも?
まずは王家の礼拝堂。
ルイ16世とマリーアントワネットはここで式を挙げています
日本の少女漫画で、この絵が少女漫画風に描かれているのを見たことがある気がする!
のルイ16世
大理石削ってつくった壺。
どうしてこんなことしたんだ
これはヴェルサイユ宮殿の庭を開拓している絵の一部を切り取ったものです
実物が、宮殿入ってすぐに展示してありました
入ってすぐの1階は、ヴェルサイユ宮殿の歴史を年代順に絵で解説しています。
こちらは普仏戦争時のヴェルサイユ宮殿
このナポレオンの絵、知ってる!有名なやつだ!
ジャンヌダルクもいるよ
階段を登って2階へ
2階から王家の礼拝堂を見下ろせます
そり
大理石見本帳みたいな机
石の色でヨーロッパ地図つくってみました机
ランス!初めて本物のランス見たかもしれない
モンハンみたいだ
ルイ14世の肖像画や石像がいくつかあるんですが
どれも美脚意識したポーズなんですよね
美脚に自信があるのかな
ルイ14世、足見せがち
豊穣の間
ヴィーナスの間
ルイ14世の治世における正面玄関。
夜のレセプションでは、新鮮なフルーツや砂糖漬けのフルーツを銀のボールに置いたテーブルが用意されました。
天井には美神に戴冠されたヴィーナスの絵。
部屋の正面の石像は古代衣装を着たルイ14世(美脚)
ディアナの間
ルイ 14 世のビリヤード ルームと舞踏室。
カンパン、ランス、カラーラ産の大理石で装飾されています。
あの美脚はここで鍛えられたのか
マルスの間
かつての守衛室または夜のレセプション会場
守衛室だったため軍事的な装飾が多いです
マリア・レシュチンスカ
ルイ15世の妃。ルイ16世の祖母
現代のポーランド領の出身で、ロシアに領地を奪われ亡命してルイ15世に縋る形で結婚。
おちぶれてはいられないので子供を沢山作る使命を背負ってルイ15世との間に11年で10人子供を産み続けてドクターストップがかかる。
その後はルイの寵愛はポンパドゥール夫人へ
水星のサロン
ルイ14世の寝室、転じてレセプションホールやルイ 14 世の孫であるアンジュー公がマドリードへ発つまでしばらく使用していた部屋
ルイ14世臨終後、10日ほど遺体がここに安置されていたようです。
アポロンの間
王の玉座が置かれ、謁見の場所に使用されていました
戦争の間
この大きなレリーフも美脚見せのルイ14世
ここを抜けると
鏡の間!!
ここで日夜舞踏会が行われていたわりに思ったより小さいよねってよく言われます。
ご夫人たちの面積広めなドレスだらけできっとぎゅうぎゅうだったんだろうな。パーティーも大変だ
窓から注ぐ光が向かいの鏡に反射して昼でも明るく見えます
閣議の間
鏡の間の横にあり、以前は工事中で入れなかったり、特別ツアー限定だったりしてたのが今入れるようになったのでありがたい!
大臣たちと会議をしたり、王子たちの結婚前の儀式などが行われました
この椅子は王様が座っていた椅子。
奥にある時計はルイ15世時代、時計の両脇の壺がルイ16世時代のものです
閣議の間の奥にあるのがルイ15世の寝室

ヴェルサイユ宮殿は「王族の生活を民衆に見せる」とのことで作られたため、宮殿をぐるりと一周する廊下が部屋。みたいな作りになっていますが、その奥にこのようなプライベートルームがちゃんとあります。
こちらはなかなか見学できないので、見れるのは珍しいです。
当時のマリーアントワネットも、儀礼以外のプライベートな時間はこっちの奥に引きこもってたことが多かったようです。

尚、こちらの部屋は実際にルイ15世が天然痘にかかり寝かされていた部屋で、最後の愛妾デュ・バリー夫人もこの部屋で看病していました。
この部屋は宮殿の奥まったところにあるので、窓を閉め切られたら結構暗かったんじゃないかと思います。

ルイ15世の死後は、ルイ16世がここを寝室とします
王の寝室
こちらは廊下が部屋。でお馴染みの表の王の寝室。
就寝と起床の儀をここで行なっていたようで、実際ここで爆睡してたわけではないそうです
牛眼の間
上の丸い窓が牛の眼のような形であることからその名がついたそうです。
ちなみにここに飾られてる絵は、ルイ14世一家が神話の人物のコスプレをしている絵だそうです
鏡の間の裏にはあのような部屋がありまして、戻ってきました
鏡の間の最後のほうに、昨日アンヴァリッドで見た鎧の絵がありました!
MESVERS DES ESPAGNOLS ROMPVES PAR LA PRISE DE GAMA
て書いてあるけど、翻訳通してもよくわからなかったです
王妃の寝室
マリーアントワネットだけでなく、歴代の王妃もここを使用しました。
歴代の王もここで出産されました。
ヴェルサイユ襲撃時は左側の隠し扉からマリーアントワネットが逃げたみたいです
上の絵はマリーアントワネットの兄ちゃんヨーゼフ2世、暖炉の上の胸像はマリーアントワネット
マリーの部屋にあったこのご婦人、マリーのオカン(マリア・テレジア)で合ってます?
貴人の間
ルイ 14 世王妃マリー テレーズとルイ 15 世王妃マリー レスチンスカ王妃はこの部屋を書斎として使い、マリーアントワネットは謁見の間として使用しました
大会食の間(王妃の御殿)
元々は女王の護衛室でしたが、国王と王妃が特定の夜に民衆に食事を見せる場所になり、時には王子や王女も同席しました
マリーアントワネットとその子供たち
ヴィジェ・ルブラン作。
ルブランは女性の画家で、マリーの有名な肖像画はこの人作が多いです
載冠の間
ヴェルサイユ宮殿左翼に行くと、突然ナポレオンが登場します。
これは有名な戴冠式の絵。
同じ絵がルーヴル美術館にあるので、見比べると面白いです
皇帝になったナポレオンと、二番目の妻マリー・ルイーズ
偉くなる前のナポレオンと、最初の妻ジョセフィーヌ
嫁の対比の意味は…
そしてこの部屋にも、ナポレオンの向かいに
ジョセフィーヌ!
この部屋の肖像画は、確かフランス革命後、権力争いとか国をよくしようとなんやかんやした人たちだったと思う(違ってたらごめんなさい)
アンジェリーナがあります。
アンジェリーナは、アンヴァリッドにも、プチトリアノンにも、ルーヴル美術館にもあります。
もうなんか、観光地に必ずアンジェリーナが入ってるので「パリでアンジェリーナ食べるのに時間取らなきゃ〜」と本店行く心配がないレベルであります
戦史の回廊
フランスの戦争の歴史が年表順に絵で示されています
オルレアンの乙女・ジャンヌダルク!
それを通り抜けると階段を降りて
1階に行くとナポレオンが遠征しまくった絵が色々飾られていました
回廊を通ると
とどめのナポレオンと
その向かいにジョセフィーヌ。
ナポレオン、ジョセフィーヌ大好きだな

めちゃくちゃ長かったけど、ここでヴェルサイユ宮殿は終了です

ヴェルサイユ宮殿庭園

以前は庭は無料で入れて地元の人がピクニックとかしてたんだけど、今は期間限定無料になっているようです

庭が果てしない。向こうまで行ったらきっと戻って来れない
あんなに大きかったヴェルサイユ宮殿もこんなに小さく見えるのに
振り返れば果てしなき庭。
グランカナルも遥か向こうに見えます。トリアノンに行くにはあそこまで歩くんだ
時々噴水ショーがやってるんですが、昔からある銅製の配管で、セーヌ川から水を汲み上げてるので、ドブ川の臭いがします
今回はやってなかった

お昼ごはん

庭園内にあるこちらでサンドイッチとオレンジジュースを購入。
こっちのオレンジジュースは生搾りが多いので絶対飲んでます

硬すぎて世界中の観光客が臼歯で引きちぎり、上顎を怪我するおいしいサンドイッチと、オレンジの生搾りジュース。
オレンジジュース、搾りたてすぎて生ぬるかった。
あと、こっちの固いパンのサンドイッチ美味しいんだけど固いから、上顎ずっと怪我しています


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