🇬🇷ギリシャ旅行記⑮_さいごに

終わりの雑記です。

全体

コロナ規制明けの久々の遠出で得るものが沢山ありました。
昔読んだ本やゲーム、アニメ、ドラマなんかでギリシャにはお世話になっていたのである程度調べて行ったんですが、これだけ調べても「ある程度」すぎて、忘れないように写真を撮って、後で調べてここにまとめて知見を得ることができました。
「ある程度」にした理由として、時間がなかった。もあるのですが、調べすぎたら行きたい場所が増える。行けなかったものには悔しい思いをする。のが見えていたため、「ある程度」というところで止めるのが良いかと思います。
ここで復習をしてもう一度行ったら、滞在時間10倍くらい増えるのでは…。

エーゲ海の様々な島の歴史を観光し、大好きな話、聞いたことある話やキャラのモデルの場所、実在する史跡を感じたり、文明や帝国の栄枯盛衰や海運の大事さを感じました。
どの場所も、
ギリシャ＞ローマ＞ビザンチン(東ローマ)帝国＜時々ベネツィア＞オスマン帝国＜時々イタリア＞ギリシャ独立
といった流れを感じます。
ベネツィアここまで来てたとか当時本当すごかったんだな。スレイマンここまできてたとかヤバいな！？とか、ベネツィアやトルコにも行ったことがあるので、色々感動しました。
アニメやゲームでは、聖闘士星矢で出てた！とか、出国する直前までFF16でミノタウロスしばいてた。とか、先週FF14でヘファイストスの「今の私は、いささか凶暴だッ！」の攻撃でうっかりぶっとばされた。とか。
そういう状態で来ているので、頭が爆発しそうな情報量でした。

そういえば、歩数計を見たら平均23000歩歩いてました。

ギリシャ国内について

世界でも人気の観光地ですし、すでに人は溢れかえってオーバーツーリズム状態。
しっかり予習をして効率よく観光しないと、結局疲れてお茶飲んで帰ってきただけ。という感じになりそうです。
街の設計や治安、気候からして、歳をとってからゆったり行くようなところではないと思いました。
若いうちにぜひ行っておくべき場所です。

・語学力
自分の英語力はラインスタンプ並。学生時代の成績は非常に悪い。
お店で注文したり買ったり、道を尋ねたりはできるが、日常会話で盛り上がる。となると結構厳しいけど、これは慣れな気がしてきた。
あまり難しい場合はスマホの翻訳機頼み。
ギリシャ人の英語はカタカナ英語で非常に聞き取りやすかった。観光地なだけあって簡単な言葉で話してくれる。
ただ、英語に慣れてる人の長文を全て聞き取るのは厳しかった。
・気候
全て晴れていた。真っ青で清々しい。
気温は暑いを通り越して熱い。
スマホやデジカメなど、電気機器類の内部温度が上がって落ちるほどだった。
天気予報は最高気温28度と言ってたけど、外の気温は日向で40度を超えていた。
皆日陰を探して歩いている。
現地の人曰く、ここ最近湿度が高い日が続いている。というが、日本より全然乾燥しているので日陰に行けばなんとか過ごせる。
この湿度は肌が乾燥しなくて良いくらいだった。
・治安
悪い。
ツアーガイドにも散々言われたし、注意事項の書類にも書いてあった。
一度破綻しているだけあって結構注意はしていたが、ビビり散らかしてたほどは悪くはなかった。
でも、パリくらい悪いのでやっぱり注意はするべき。
日が落ちてからの一人歩きや、昼でも人通りが少ない細い道は通らない方がいい。
・食べ物
うまい。
キリスト教とイスラム教に支配された国だけあって、食べ物がいいとこ取り。
新鮮な野菜に海産物、肉まで豊富。加工肉の種類も豊富。
ムスリムが近い場所がらスパイスの使い方もうまい。
スイーツはやたら甘い。甘すぎるから濃い紅茶やコーヒーがおすすめ。
・街
古代の都市設計が残っているため細い道が多く、舗装もほとんどされていない石畳が多いので歩きにくい。
また、そのような設計なので車が入れない場所が多く、目的地まで歩くことが多かった。
その上、古代のポリスとなれば山上に作るので、軽く登山。
写真を撮ると魅力的な場所ばかりにうつるが、ゴミもウンコも猫のゲロも何かをぶちまけた跡も沢山落ちてるから清潔とは言えない
・人
皆明るくて朗らか。
めんどくさそうに仕事してる人もいないし、おしゃべりや動画に集中して仕事しない人もいない。
話しかければ丁寧に接してくれる。
・猫
沢山いる。
人懐っこいし、触っても怒らない。
むしろ調子づかせると囲まれてマッサージを要求してくるので困る。
近くを通っても微動だにしないで寝ている。
猫が人間に怯えず共存している感じが良い。
岩合さんも撮りやすそうな土地。

クルーズ船について

・忙しかった
1日に2箇所寄港するし、前情報でも忙しいと皆言っていた。
確かに「忙しい」の一言に尽きます。
クルーズ船なんかホテルが移動するようなものだし、船旅で離島巡りとか超優雅！超ゆったり！なんか想像しますが、全然そんなことなかったです。
1日の大枠なスケジュールとして、
5時起床、6時朝食、7時下船して観光、11時頃乗船、12時昼食
13時〜16時船内で色々なレクリエーションが開催されて、どこへ行くかフェス状態。レクに参加する、プールで泳ぐ、踊る、お酒飲んでゆったり…などなど。
17時下船観光、20時乗船夕食、21時ラウンジでショー、22時〜深夜まで歌ったり踊ったりのパーティー。
朝食6〜9時まで、夕食18〜21時まで。と短いので、「人が多いから最後でいいよ〜」とかだらだらしてると食べ物なくなるし、席もないし食いっぱぐれます。
これが4日間続きます。全部行こうとするとめちゃくちゃ疲れます。
外国の方とか、これ普通に楽しくやってるんだから体力がすごい。
同じツアーの方でクルーズ船乗りまくりの人が何人かいたんですが、全員「この船忙しすぎる」と言ってたので、3泊4日のセレスティアル・オリンピアは、お金貯めて若いうちに体験する船。だと思います。
・洗濯できた
ホテル移動がなかったこと、昼の乗船時間に洗濯できたのはありがたかったです
・充電できた
これも洗濯と同じ。午前の寄港地でスマホ使いまくって、移動中に充電し、午後の寄港地でフル充電で観光できるのは良かった
・ご飯おいしかった
前情報では、美味しいのと不味いの半々で、ガチャな感じがしていたんですが、私は全部美味しかったです。
日本人には馴染みがない干し鱈や、スパイスのきいた肉、チーズ、ヨーグルトは美味しいんですが、食べ慣れていないとこれも美味しく感じず、逆に馴染みがあるものは普通なので、楽しめなかったのかなと思います。
好き嫌いなく貪欲になんでも食べる好奇心旺盛な人にはいいのかもしれない…。
・空調
寒い。外から帰ってきた時は涼しくて嬉しいんですが、しばらくすると寒いので、羽織るものがあったほうがいいです。
寝る時も冷房切ってもどこからともなくうっすら冷風がやってくるので、長袖の寝巻きでよかったです

トルコ国内について

・客引き
夕飯同席したコロンビア人も驚いていた位ですが、「今忙しいからまた来るね」とはっきり断れば大丈夫だし、中国人と間違えられがちなので、言葉わからなかったフリするのもアリかと。
インドよりは全然可愛いと思っています。
・チャイ
あの炎天下、日向で仲間とあのグラスに入った熱いチャイ飲んでるのには驚きました。
チャイの出前見るの大好き
・オスマン帝国外伝見てるよ
面白いのでお買い物した店員さん、客引きでしつこかった人と、話せそうな人複数人にチャレンジしてみました。
原題の「Muhteşem Yüzyıl」は、発音できなかったので、
「スレイマンとヒュッレムのドラマ日本でもやってて人気。続編がキョセムで今放送始まったばかりだよ」
というと好印象で、しつこい客引きも、もっとお土産買わせようとする店員も、商売置いて雑談に応じてくれました。
皆驚いていて、仲間に「日本でもあのドラマやってるんだって！」「マジ？」「え？キョセムまでやってるの！？」と言った具合。
コロナ禍で日本人観光客が減ってそういう情報が入ってこないのだそう。
全体的に、スレイマンは皆大好き。ヒュッレムは前情報同様「悪女」。
何より現地の反応が面白いので、ドラマ見てトルコ行く人はぜひ試してみてください。

おすすめするもの

・広角レンズ搭載のスマホ
人が多かったり道が狭いところで建物全部入れて撮影したい！が結構できて大変重宝しました。
iPhone12以降、Pixel7以降は広角レンズ搭載
・キャプションと翻訳
国内旅行でも、展示物のキャプションをいちいち読んでたら時間がかかる、色々見たいけど疲れている。などが多かったので、気になるものとキャプションをセットで撮っておいて、あとで読む事にしています。
さらに英語読み慣れてないから今回は余計でした。
なのでこんな感じに使用して、気になっていたことがわかるようになりました。
例えば

ロドスタウンの考古学博物館で撮影した誰かの石棺だと思う物

そこにあったキャプション

Androidのやりかたを説明すると、
カメラロールから写真を選択＞レンズ＞翻訳
で、このように翻訳され、なんなのかすぐわかります。

お土産に買ったギリシャサラダ用のスパイス。
後ろに調理法が書いてありますが、翻訳を通すとより丁寧にわかります。
友達にあげるときとかも、この画像を添付してあげると親切だと思います。
原材料までわかるから、ギリシャサラダ以外の使い道も考えることができました

以上、ギリシャ旅行の記事はここまでとなります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
情報量が多すぎて、個人的なメモとして作成したこのnoteですが、
ご一読いただいた方に何か得るものがありましたら幸いです。