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香港旅行準備 : 香港映画好きが喜びそうな観光ポイントを考える

先日香港へ花火の撮影に行ったばかりなのだが、また香港へ行くことになった。
香港未経験の友人から長らく「香港に行きたい、香港にいこうよ」と誘われていたのだが、ついに一緒に行ける目算がたったのだ。
彼女と私はともに香港映画好き。彼女は特に多くの映画を観ており、中でもベタなハードボイルドが好き。私はウォン・カーウァイ作品や若かりし日のジャッキー映画が大好物だ。我々の共有言語は“インファナル・アフェア”で、この映画については夜通し語っても飽きないほど。そんな彼女との旅は凸凹珍道中となる見込み。良いネタがたくさん拾えますように。

彼女の初香港を祝うべく、短い旅行期間の中に映画要素をこれでもか!と盛り込もうと下調べ中なのだが、パンデミック以降の大改革により、街も撮影スポットも多くが消滅してしまった模様。カリフォルニアタワーの【Bar California】も、レスリーチャンがオーナーを務めていた北角のレストランもすでになく、ランカイフォンの街並みも大きく様変わりした昨今、さて、どこに連れて行こう…と考えた結果、ひとまず候補をまとめておこうと思う。

候補① ミッドレベルエスカレーター(中環)
これは鉄板中のテッパンである。
「重慶森林」で一躍有名になった、セントラルからビクトリアピークへと向かう超巨大エスカレーターである。連日ものすごい数の観光客が訪れ、とても映画の雰囲気とはいかないものの、ここはやっぱり外せない。

候補② 金魚街(旺角)
こちらも「重慶森林」より。
実際に歩いたことがあるが特段おや、と思うことはない場所ではある。しかし重慶森林大好きな我々にとっては、いちいち感嘆してしまうキラキラスポットなのである。特に私は昔訪問した際にうまく写真を撮れなかったので、今回こそリベンジしていい感じの写真を撮りたいのだ。

候補③ Jackson Road (中環)
これは彼女の大好きな「男たちの挽歌」の冒頭シーンで、帝王・チョウユンファが渡っていた通りである。この角にある終審法院の前を出来ることならトレンチコートにティアドロップ型のサングラスをかけ、髪をポマードでなでつけた状態で歩きたい。もちろんそんなこと実際にはせずに、観光客丸出しな感じで普通に歩くけれど。

候補④ 蘭桂坊Lan Kwai Fong(中環)
ここは「重慶森林で」警官663が担当していたエリア。そんな街をそぞろ歩いて、屋台で休憩中のイケメンで汗だくの警官に出会いたい…という妄想を抱えて観光する予定。

また今回は彼女のたっての希望により、彼女が愛する「欲望の街」のロケ地、銅鑼灣(Causeway Bay)エリアにほど近いホテルに宿泊する予定。香港島から九龍の夜景を眺めて、トニーレオンやレスリーチャン気分を味わう予定なのである。

ああ、持つべきものは素晴らしきオタク気質の友人よ!

というわけで、渡航までちまちまとリサーチを続ける予定。
素敵なロケ地情報のご提供は大歓迎です。

喘息ガールな友人は香港の坂に打ち勝てるのか⁉︎



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