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幼馴染はキュートな吸血鬼 66話 眠れない夜

その夜3人でベッドに寝ることになってしまった。

初めはジーナが真ん中で川の字になる。

しかしジーナが俺に抱きつくので七香が真ん中になった、すると今度はジーナが拗ねる。

今度は俺が真ん中で寝る事になる。

ジーナはいつものように下着だけになった。

すると七香まで下着姿になっている。

二人が抱きついてくるので、俺は悶々としてしまう。

「うを〜!!!、これじゃあ寝れないよ〜!!!」

そんなことで、結局俺がソファーで寝る事になってしまう。

「ジーナちゃん、おっぱい触っちゃあダメでしょう!」

「七香先輩のおっぱい、柔らかくて気持ちいいですう」

俺は耳を塞いだ、すると頭の中に妄想が広が広がってくる。

結局二人が眠って静かになるまで寝れなかった。

「う〜!!!いつまでこの状況が続くんだろう」俺は深夜に一人ぼやいいる。

朝目覚めて寝不足気味になっていると、ジーナと七香が朝食を持ってきてくれた。

「お父さんとお母さんには、昨日遅くまで勉強してたと言っておいたわよ」七香が微笑む。

「ありがとう七香」俺はやっと起き上がる。

「旭、あ〜んして」ジーナがパンをちぎって口元に持っくる。

「ありがとう」俺はパクリと食べた。

七香はそれを見て笑っている。

「旭、まるでハーレムに居るみたいね」クスクス笑っている。

「ハーレム?…………それって寝れない地獄の事だっけ?」

「美女に囲まれて幸せでしょう?」更に笑っている。

「ジーナに子供を作ってくれてもいいよ」ジーナは上目遣いで俺を見た。

「それはダメよ、そんな事したら私と戦う事になるわよ」七香がジーナを睨んだ。

「だって旭を愛してない絵美衣に旭の子供がいて、旭を愛してる私たちは子供を作っちゃいけないの?」

「そうね、なんか変よね」七香まで唇を噛んだ。

「じゃあ七香先輩と私に子供を作ってもらったらいいんじゃ無いですか?」ジーナは首を傾げる。

「やめてくれ〜!!!俺は子供を作る機械じゃない!!!」

七香とジーナは目をパチパチさせて俺を見た。

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