幼馴染はキュートな吸血鬼 65話 二人でお風呂?
「旭、お風呂に入ったら?」七香が俺を見た。
「うん、そうする」俺は準備を始める。
「じゃあ私も………」ジーナは子供のようにお風呂の準備を始めた。
「えっ???」七香が不思議そうな顔だ。
「いつも旭と一緒にお風呂に入るんです」ジーナはニッコリしている。
「旭!!!!どう言うこと」七香が睨んだ。
「いや、あの、その………俺がお風呂に入ると強引にジーナが入ってくるんだよ………」
「強引になの?」七香は更に睨んだ。
「七香先輩も一緒に入りますか?」ジーナが小首を傾げる。
「ジーナちゃん!」七香はジーナを睨んだ。
「はい…………」ジーナは小さくなってお風呂の準備をやめた。
俺はやっと一人でゆっくりお風呂に入れると喜んだ。
七香がお風呂に入ろうとするとまたジーナはお風呂の準備を始める。
「七香先輩と一緒なら良いんですよね」上目遣いで七香を見ている。
「ジーナちゃん、一人で入れないの?」
「う………………」ジーナは寂しそうな表情になった。
「いいわ、一緒に入りましょう!」七香は諦めたように言った。
「は〜い!!!」ジーナは子供のように喜んだ。
二人がお風呂に入ってる間は受験勉強をしようと思った。しかし二人の声が聞こえる。
「七香先輩のおっぱい綺麗」
「こら!触っちゃダメでしょう」
「私ぺったんこなんですう」
「そのうちに大きくなるわよ」
「そうなんですか?」
「う〜ん、ダメだ、集中できない!」俺はペンを鼻と口の間に挟んで耳を塞いだ。