移住について第三者的に見る
客観的になることは難しいから第三者的に見て考えたいと思います。
きょう、このような情報が流れてきました。
移住の目的や期待するもの
移住の目的や動機は、人によっていくつかのパターンがあると思います。
仕事のため
生活のため
居場所探し
今の生活や社会から逃れるため
土地の魅力に取り憑かれた
向こうから求められて
テレビなんかを見ていると、5のパターンが目立つように感じます。
そしてその背景として4があるような感じ。
動機としてドラマチックですからね。
成功する人と失敗する人は半分ずついる
この考え方は、客観的に根拠はなく個人的なもので、単に「成功」の反対は「失敗」で、十円玉のように表裏一体となって存在しているという概念に基づきます。
もちろん「どちらかというと成功」「どちらかというと失敗」をそれぞれに含みます。
第三者が見た印象と、本人が考えるものの、それぞれについて半分ずつという意味です。
失敗ケースの大半はメディアに表れない
真実を知りたいと思う人はいると思いますが、失敗ケースはあまり語られません。顕著で社会的意義があるものは、たまにテレビ等で紹介されますが。
皆の願望として、見たくないものは見たくないのですから、マスメディアが成功ケースに偏るのは当たり前ともいえます。
最適な居場所だと思えたら成功
いま住んでいる場所や、生活圏、関わる人々、文化、土地柄、得られる情報などが、どうしても自分にしっくりこないということはあると思います。
もっと別のものを求めているのに、身近なところでそれが得られない。
移住すればそれらの多くが得られて、自分はきっと満足するだろう。
そのようなはっきりとした理由や見込みがあれば、移住が成功する可能性は高いのかもしれません。
移住先で、そこが自分や家族にとって最適な場所だと感じられたら、成功だと言っていいのでしょうね。
海外に移住するという関心事
冒頭にシェアした記事に書かれているように、日本を離れて海外に移住する人が増えてきているそうです。
その動機も経緯も、人によって違うだろうから、必ずしも「日本が嫌になって」という理由ばかりではないと思います。
また、今はネットやSNSの普及により、日常的に海外とコミュニケーションをする機会が多いと思うし「行きやすさ」のようなものもあるのではないでしょうか。
個人的には海外に行ったことがないし、とくに行きたいとも思わないから、海外移住という選択肢がありません。
比較はできないけど、日本の土地や人間や生活にも良いところは沢山あります。自分の家のようにくつろげると思っていますし。
だれかの子供に生まれたという事実と同じように、日本に生まれたという事実を背負って生きているだけのような気もしますね。
ブラジル移民
大昔にブラジルに移民した人々は、とても苦労したのではないかと想像します。沢山の人が行ったとしても、向こうではマイノリティでしょうし。
(アメリカに行った人は差別されたという話も聞きます)
なぜブラジルに行ったのか、調べたことがないので分からないわけですが、ブラジルでの成功例は、事業をやってブラジルに雇用を生み出したというケースは伝え知るところです。
やはり違う民族のなかに入っていって暮らすことは、そう容易くはないのだと思います。世の中が厳しくなって他人を受け入れにくくなるほど、難しくなるのではないでしょうか。
そんなことを、いろいろと考えました。