ネガティブワードとタイトルの関係
記事タイトルにネガティブワードを使うとクリック率が上がるという話があります。
一方でネガティブワードを嫌う勢力が一定数いて、その人たちはクリックしないのでしょうか?
日常的に文章を書いていて、普通にしていればネガティブワードはそこそこ文章のなかに入ってくるから、ネガティブワードは紛れ込むものだと考えるのがおそらく自然でしょう。
状況によって、ポジティブな言い方に変えるのはよいと思いますが、何でもかんでもポジティブに書き換える必要もないかなと思います。
また逆に、クリック率を上げるためにあえてネガティブワードを用いるというのも、あまり歓迎できないやり方ですね。
ちなみにタイトルに起因するクリック率をSEOの話にしている人がいそうですが、タイトルを人間が見てどう行動するかということに検索エンジンは関係ないでしょう。
試しに
先に書いた僕の記事「几帳面だと創造性は乏しくなる」をポジティブに書き換えると「チャラい性格は創造性に有利」と書けます。
Before:
几帳面だと創造性は乏しくなる
↓
After:
チャラい性格は創造性に有利
もうちょっと前の記事の場合では・・
Before:
他人のイメージどおりに生きる必要もなく
↓
After:
自分の思うとおり生きればよい
という感じになるわけですが、どうでしょうね?どっちがいいでしょうか?
個人的な印象では、ポジティブに書き換えると当たり前でつまらない感じになる気がするし、少なくとも自分の意図とはズレてくるように思います。
逆もやってみる
Before:
コミュニティは厳選すべし
↓
After:
コミュニティは適当に選ぶな
Before:
さまざまなことが良い方に向かうことを祈りたい
↓
After:
こんな世の中はもう嫌だ
どうでしょうね。ネガティブに書き換える意味もない感じです。
タイトルは意図
タイトルっていうのは「意図」を素直に表したものなので、そこがちゃんとしている限り、書き換えると意図からは離れてしまうでしょう。
最初の意図としてネガティブ表現を選んだ場合、そのことには意味・意図があるから、ポジティブに書き換えると意図が変わってしまうはずです。
逆も同じです。
まとめ
ネガティブワードをポジティブに書き換えるのは、気分的な問題だと思います。
またポジティブワードをネガティブに書き換えるのは、単なる記事作成テクニックにすぎないと思います。