海外アーチストによるユーミンのカバー
ユーミンの曲(松任谷正隆の曲)は興味深い曲が多いのかどうかわかりませんが、海外のアーチストによっても多くカバーされています。
そのうち、日本向けにリリースされたアルバムなども存在していて、BGMなど、必ずしもユーミンファンでない音楽ファンにも楽しめるものが存在していました。
今回は、以前、YouTubeのプレイリストとしてまとめていたものを改めて紹介します。ユーミンの曲はそれとして素敵ですが、海外アーチストによって解釈された音楽も、発見することが多くワンダフルですね。
こんな風になるのか・・と。
まず、プレイリストはこちらです。続けて聴きたい方はこちらからどうぞ。
以下にその内容を挙げていきます。
Kanashimi No Route 16(哀しみのルート16)
The Ventures(ザ・ベンチャーズ)によるカバー
アメリカの超有名なインストゥルメンタル・ロックバンドです。かなり素直な解釈ですね。ザ・ベンチャーズは「テケテケ」のロックギターで過去にも渚ゆう子の曲を作ったりしていたので、その延長上という感じがします。
Manatsu No Yono Yume(真夏の夜の夢)
The Venturesによるカバー
この曲も、元々がロックンロールっぽい曲でもあるので素直にベンチャーズになっている感じですね。
In The Morning Light(朝陽の中で微笑んで)
Patti Austin(パティ・オースティン)によるカバー
アメリカのR&Bのシンガーです。とても素直なカバーですが、全く違う音楽に聴こえます。R&B系も好きな自分としてはとてもしっくりくる名曲になっています。
A Happy New Year
Beth Nielsen Chapman(ベス・ニールセン・チャップマン)によるカバー
アメリカのポップスのシンガー・ソングライターです。軽いボサノヴァへのアレンジです。ユーミンの歌唱とイメージはあまり変わりませんね。
Graduation Photograph(卒業写真)
Rita Coolidge(リタ・クーリッジ)によるカバー
アメリカの超有名なシンガーですが、実際どういう歌で有名なのかは覚えがありません。なぜでしょう。
軽いポップスになっています。
Hello, My Friend
America(アメリカ)によるカバー
イギリスのロックバンドです。これもユーミンの歌唱とイメージは変わらない感じです。
The Last Lie(最後の嘘)
Oleta Adams(オリータ・アダムス)によるカバー
アメリカのソウル・シンガーです。ユーミンの曲はR&Bにとてもマッチしそうな感じはします。ユーミンのイメージから少し離れて、オリータ・アダムスの世界に浸るのもいいです。
Gentle Rain(冷たい雨)
Stephen Bishop(スティーヴン・ビショップ)によるカバー
アメリカのシンガー・ソングライターです。かなり個性的なアレンジですし、かっこいいです。日本じゃなくてアメリカの雨の街角というイメージです。
How Can I Breathe(霧雨で見えない)
Peabo Bryson(ピーボ・ブライソン)によるカバー
アメリカのソウル・シンガーです。かなりアレンジが入っていてピーボ・ブライソンの世界に引き込まれます。
ユーミンの「霧雨で見えない」はとても好きな曲ですが、このカバーを聴いた時にそれが一段と素敵な曲になっていて、鳥肌が立ちました。何回聴いてもゾクっとする感覚があります。
R&B・ソウルの良さと馴染みやすさを両立した名作カバーだと、思い切り持ち上げておきたいと思います。日本の「大人の」ユーミン・ファンには、ぜひ聴いてほしい一曲です。
アルバム CD
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