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広角は漠然としてしまう
写真を趣味にしていない人や一部のフォトグラファーにありがちな写真として広角(超広角)を多用することがあると思います。
スマホカメラの初期状態が広角だからそうなるという面もあるでしょう。
広角の利点
目の前の景色を全部写せる
遠近感を強調できる
ノーファインダーでもなんとかなる
広角の弱点
何に着目しているか分かりにくい(漠然とする)
被写体が歪む
写っているそれぞれのものが小さくて見えにくい
弱点を補う方法
弱点の1は、画面構成を工夫することで回避できます。
着目する被写体を手前に大きく写す
着目する被写体以外をシンプル(単調)なイメージで構成する
着目する被写体に光が当たった状態にするか、周囲のものから際立った色彩になるようにする
弱点の2は、被写体の形状をよく見ることで解決に導きます。
直線的な形状の被写体に近づき過ぎない
建物はできるだけ水平に構えて撮る(あおらない)
弱点の3は、回避しにくいです。
細部の表現は諦める
大きく写して見せる・大サイズプリント
特にインスタなどのSNSでは、大きく見せられないので、細部は諦めざるを得ません。
空や都市風景のインパクトを狙うのには良い方法ですが、一部の被写体に視線を誘導したい場合には、標準や望遠で一部を大きく見せるほうが効果的です。
広角が好きな人には、大サイズプリントをおすすめします。