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[JETRO]米USTR、対中301条関税の見直し最終結果を公表、第1弾の引き上げは9月27日から

米国USTRが9月17日に対中301条関税の見直し最終結果を公表、第1弾の引き上げは9月27日から実施すると発表しました。

太陽電池、注射器など、次の品目で関税率を上げることにしました。
・鉄鋼・アルミニウム Steel and Aluminum
・半導体 Semiconductors
・EV Electric Vehicles
・リチウムイオンバッテリー Lithium-ion Batteries
・バッテリー部品 Battery Parts (Non-Lithium-ion Batteries)
・天然黒鉛 Natural Graphite
・永久磁石 Permanent Magnets
・その他重要鉱物 Other Critical Minerals
・太陽電池 Solar Cells (whether or not assembled into modules)
・港湾クレーン Ship-to-shore cranes
・注射器・注射針 Syringes and needles
・フェイスマスク Facemasks
・医療用手袋 Medical Gloves

引き上げられた品目の中で、日本に関係するものとして港湾クレーン(Ship-to-shore cranes)があり、中国の港湾クレーン最大手、上海振华重工(集团)股份有限公司、Shanghai Zhenhua Heavy Industry Co., Ltd., (ZPMC)に代わり、三井E&Sの米国子会社のパセコ(PACECO)、フィンランドのコネクレーンおよびドイツのリープヘルなどに切り替わっていくことになるようです。

米国はいろいろな分野で対中国の制度を進めています。

中国は、先日のEUの提訴に続き、GATT 21条を元にWTOに提訴するでしょう。

 

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