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波瀾万丈!1週間の年越しエジプト旅行記

こんにちは、むぎです👒
そして、少し遅めですがあけましておめでとうございます!

休日がうまく配置されてありがたくも9連休となった2024年〜2025年の年末年始、いかがでしたでしょうか?私は今回の年越し、なんとエジプトで迎えてきました!感動と波乱の大渋滞、壮大な景色から飛行機大遅延・宿なし危機のハプニングまで、エジプト年越し旅行の一部始終を壮大な写真と共にお送りします📷
※長めの記事なので、目次をご活用ください笑

🗓旅程

2024年12月27日 16時 成田空港発
2024年12月28日 5時 カイロ国際空港到着 
 ギザのピラミッド/ハンハリーリ市場
 カイロの空港周辺に宿泊
2024年12月29日
 エジプト考古学博物館
 18時 カイロ国際空港発→19時 ルクソール国際空港到着
 ルクソールに宿泊
2024年12月30日ルクソール→アスワンの3泊4日ナイル川クルーズツアー🚢
 カルナック神殿/ルクソール神殿見学
 クルーズ船チェックイン
 サンセットボート体験
2024年12月31日
 サンライズ気球体験/ハトシェプスト神殿/王家の谷
2025年1月1日
 エドフ神殿/コムオンボ神殿
2025年1月2日
 クルーズ船チェックアウト
 アブシンベル
 アスワンのヌビア村で宿泊
2025年1月3日 9時 アスワン空港発
         11時 カイロ国際空港到着
         15時 カイロ国際空港出発
2025年1月4日   13時 成田空港到着
※すべて現地時間です

1日目:ギザのピラミッドとハンハリーリ市場

カイロ国際空港へ到着

早朝に空港へ到着し、SIMをゲットしたら一旦今夜宿泊するホテルへ荷物を置きにいくことに。初めてのUberにドキドキしましたが、特に問題なくホテルへ直行できました。(アラビア語のナンバーを探すのは大変でしたが)

エティハド航空を利用させていただきました✈️

宿泊したホテルはこちら↓

少し古めの建物ですが、サービスはしっかりしていて清潔。さすが外資系ホテルの安心感です。ピラミッドビューのホテルにするか迷いましたが、部屋から見る必要ある、、?という考えで、お値段が安い空港付近のホテルにしました。

朝のビュッフェが豪華!
入る時間はなかったけど気持ちよさそう〜

いざ念願のギザのピラミッドへ!

ホテルに荷物を預けたら、トイレを拝借してメイクアップを完成させ、ピラミッド行きのUberを予約!タクシーで約30分、念願のギザのピラミッドへ。

ピラミッドもラクダも想像以上の迫力!

チケット売り場を探していると、「こっちだよ」と別の場所を案内され、変なガイドやらラクダ乗りやらにぼったくられると聞いたので、入場券は事前にオンラインでゲットしておきました。エリアへの入場券とピラミッド内部を見学するチケットは別になっていて、それぞれ買わないといけないので、両方行きたい方は注意です!

チケットはこちらから購入することができます↓

https://egymonuments.com/locations/details/Pyramids

「ピラミッドの内部は何もないのでみなくていい」というネット上の書き込みを見ましたが、私は入ってよかったと思いました。確かに何もないですけど、密閉された空気とか、狭さとか、高さとかが体感できてとってもよかったです。でも全てのピラミッドで入る必要はなくて、クフ王だけ入って「ピラミッドの中ってこんなになっているんだ」ということが感じられればいいかな、と思います。

こんな狭い道もあります
写真では伝わりにくいけど結構急な斜面を登りました

ランチはピラミッドを眺めながらコース料理を楽しめる、高級(?)エジプト料理店でいただきました。

華やかなエジプト伝統料理たち
テラスではこんな写真も撮れます

コースなので1人6000円ほどと少々お値段張りますが、ピラミッドの絶景を眺めながら、エジプトの料理を安心して食べられるのは最高!かなり混んでいたので、予約して行った方が良さそうです。また、テラスだと風が強くてサハラ砂漠の砂を浴びながら食べることになるので、室内で食べるのがおすすめです。笑
予約はこちらからできます↓

ピラミッドビュー!

夜のハンハリーリ市場と壮絶なタクシーハンターの巻

ハンハリーリ市場は、可愛い雑貨やアラビアンランプが立ち並ぶ、見ているだけで楽しい市場です。

とっても綺麗だった、、、!

これからの旅程で荷物を増やしたくないので、残念ながらお買い物はしませんでしたが、キラキラ光るランプがとっても幻想的。道が狭く、人が多いのでスリに注意しながら、ウィンドウショッピングを楽しみました。値段が書いていなかったので、買う時は交渉必須そうです。

ハンハリーリ市場の入り口付近からホテルまで、Uberでタクシーを拾おうとしましたが、大渋滞でなかなか見つからず。オーダーしてタクシーが手配され、タクシーが到着するまで30分くらい待ちました。しかも車通りが多いので手配したタクシーを探すのに一苦労、、

白タクはものすごい勢いでドアを開け放したまま、現地人らしき人たちはスピードが緩くなったタイミングを見て飛び乗ったり飛び降りたり。子供が轢かれかけてギャン泣きしたり。野良タクってこんな壮絶なの、、、?と絶句。

絶望のタクシー待ち

裸眼で1.5の視力で一生懸命覚えたアラビア数字のナンバープレートを探し、やっと来たタクシーに全力で「ウーバー!!!!」とアピールして、やっと捕まえて無事帰路に着くことができました。動体視力を鍛えておく必要があるかもしれない。いや、少し歩いて捕まえやすいところに移動するなどの工夫が必要ですね。

2日目:博物館とルクソールへの移動

エジプト大博物館と考古学博物館、迷った結果、、、

カイロで人気があるのは、エジプト考古学博物館と、2024年10月にプレオープンした新しい博物館、大エジプト博物館。ルクソールへの移動を控えているこの日は、空港までの道が渋滞することがあるので、余裕を見て行けるのはどちらか1つ。

考古学博物館から展示品を移設して、最終的には10万点以上を収蔵する世界最大級の博物館になる予定の大エジプト博物館、日本も設立に深く関わっているしせっかくだから行ってみたかったのですが、まだ展示物が移設されきっておらずツタンカーメンもまだ考古学博物館にある(※2025年1月時点)ということで、今回は考古学博物館に行くことにしました!

入り口のセキュリティから並びます。オンラインでチケットを買うのがおすすめ!
迫力と歴史を感じられる

順番的に、いろんな遺跡や神殿を見に行く前に、エジプト文明の歴史を先にみておいてよかったです。この後の遺跡観光で、「あーあの考古学博物館に置いてあったあの辺の歴史か!」ってなるので一層楽しいです。(遺跡→博物館の順番で見て、「あーあそこで見た神殿の話か!」ってなるのも楽しそう。)
ギザのピラミッドで有名な、クフ王、カフラー王、メンカウラー王に関する展示も見ることができました。

クフ王、、ちいさ、、笑(これしか残ってないらしい)

ただ、全て英語の説明で読み取るのはかなり難易度が高いので、しっかり理解したい方は日本語で予習していくことをお勧めします。私は説明書きの写真をGoogle翻訳に突っ込んでなんとか頑張りました。笑

ツタンカーメンをみるには行列に並ばないといけません(10分くらい)

想定外のフライト大遅延から宿のオーバブッキングの悲劇

余裕を持ってカイロ国際空港へ移動し、のんびりフライトを待とうと思っていたら嫌な予感のアナウンス。18時出発の予定が21時に、、、これなら行きたかったムハマドアリ・モスクの見学も行けたじゃん、、と思いつつ、まあそんなこともあるよねとチェックインを済ませてゲート付近のカフェでのんびりしていました。

搭乗予定時刻の20時30分ごろ、ゲートへ行くとなんだか嫌な予感。人がざわざわと入り口付近で待っていましたが、搭乗開始の案内が開始される気配はゼロ。遅れに遅れて結局離陸したのは23時、ルクソール国際空港へ到着したのはなんと0時過ぎ。

エジプトエアーはよく遅延するらしい。

なんとか野良タクシーを捕まえて空港から市内のホテルへ15ドルかけて到着。(多分ぼったくられているけど、疲弊していたので交渉する気力よりお金を払うことを選びました)24時間チェックイン対応のホテルにしておいてよかった、、、!と、思ったら更なる悲劇が。

日本語が話せるオーナーの経営するホテルへ到着したら、日本語であたたかく出迎えてくれてホッとしていたのも束の間、「チェックインまであと30分かかる」「別の建物になる」という話でまた嫌な予感。30分といいつつ1時間以上待たされ、車で連れて行かれたのはまるで廃墟のような建物、、!

乗せられたチャーターがもうボロボロ
案内されたホテル?の廊下、、、

全力で拒否してなんとか別の近くのホテルを用意してもらい、その日はもうお風呂もキャンセルして睡眠に徹しました。

翌朝早朝は「アザーン」というイスラム教の礼拝時間の大音量呼びかけに起きてしまい、あまり睡眠が取れないままチェックアウト。予約したホテルよりランクの低いホテルへの宿泊となったため、もともと予約をしていたホテルと交渉して、この日の宿泊料はタダにしてもらいました。大変でしたが、屋内でちゃんと横になれる場所があってよかったと今は思います。笑

ちなみにもともと予約していたのはこちらのホテルなのですが、オーナーさんもしっかり日本語を話されますし、対応もしっかりしてくれたので、ちゃんと泊まったら良さそうな雰囲気ではありました。

比較サイト等から予約した場合は、宿に予約状況を直接問い合わせておいた方がいいことを学んだ日でした。

3日目:ルクソールでクルーズツアー開始!

この日から、3泊4日でルクソールからアスワンまで行くクルーズツアーを予約していたので、ツアー頼みの行程!ホテルの場所を事前にツアー会社に伝えていて、最初の観光スポットまで迎えの車が来ました。

4000年の歴史を感じる神殿ツアー

ツアーの最初は「カルナック神殿」と「ルクソール神殿」。カルナック神殿は、紀元前2000年から建設が始まり約2000年かけて歴代ファラオたちによって増築されていった巨大な神殿です。ルクソール神殿はカルナック神殿から2キロほど離れた場所にあり、カルナック神殿で祀られているアメン神の妻を祀る副神殿的なものらしい。カルナック神殿よりは規模が小さめです。

入り口の巨大な門から、真っ直ぐ続く大列柱室が迫力満点の見どころ。

カルナック神殿の迫力満点の入り口
巨大な柱を見上げる
雨にさらされずにはっきり残った色
ルクソール神殿の入り口には巨大な像が!
差し込む光が神秘的

ツアーガイドのお兄さんは早口でついていくのが少々大変でしたが、いろんな背景情報を知っていた方が見ていて楽しいなあと思いつつ、目の前の景色の壮大さに驚いているのが精一杯でした。

ドライバーがくれたお菓子

エジプトの伝統的な帆船から見る夕焼け

神殿見学の後は、ナイル川からの夕日を「フェルッカ(Felucca)」というエジプトの帆船から見ることに。若いお兄ちゃんたちが元気に素敵な写真を撮ってくれました。

船の先端まで乗せてもらいました
夕焼けと帆船のシルエットが美しい

帆を張ったり舵を切ったり、頑張っていた見習いの男の子にチップを渡してお別れ。

いざクルーズにチェックイン

ツアーが終わったら、送迎車に積んだ荷物をクルーズの中に運んで、チェックイン。ナイル川にはクルーズが大量に停泊するので、5隻くらい連結してとまっています。いろんなクルーズのロビーを経由するので、楽しんで観察しながら自分達のクルーズの入り口まで向かいます。

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