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Day6 2024/07/10 オフリドからベラトへ バルカン半島諸国かけ足巡りの旅 (7)

今日はベラトまで朝から移動するので早起きしてもう一度カネオ教会見に行く。
5:30ぐらいに置きて6時頃着いて朝ほとんど人のいない教会見に行った。地元の人が朝の散歩で教会でたまにすれ違う。どこの国でも朝散歩の人いるんだな。
早朝のオフリド湖を背に教会を見るのもまたよし。
バスに遅れるのでそこそこ堪能したら宿へ戻る。急ぎで20分ぐらいかかるのでわりと遠い。

昨晩購入しておいたオリド<->ベラトのツアー40EUROだったかが朝7:00に銀行前で待てというので早起きして6:50ぐらいからそこで待つ。
しかし、待てども待てどもそれっぽいの来ない。バスは通過するが、EURO BUSとロゴ打ってるの来ない。7:30になっても来ないので、もうオフリドのバスターミナルからティラナ行きの一本目は出発しちゃったが今から行けば2本目間に合うかも知れないのでもうこれ捨ててそれにすることにする。
多分いつもの時間指定するけどここの前のピックアップのホテルかどこかで客が寝坊してて来ないとかで待てばワンチャン来るんだろ?多分?けど朝10時頃を待ってここから数百m先のツーリズムに文句言いに行くまであと3時間近く待つ気はない。
向こうの車線で路駐しているタクシーがたまにいるのでそれをひろってバスターミナルに行ってもらう。
タクシー降りてバスターミナルに入ったらもう乗り込み開始していたが、そのバスに乗る切符買えて、ラスト乗り込みだった。ギリギリだった。まあ乗れたからよし。昨日買ったチケットはサンクコストだから切り捨てだ。
無事バスに乗れて出発た。ほっと一安心。
待ってる時間のジリジリさと、サンクコストと納得させてるけどもやもやさが残る。ネタとしては面白いが、どこで活用するのだ。
出発してしばらくは昨日通った覚えのある道を進み、スコピエからの峠道とのジャンクション抜けしばらくするとストラガのバス停に。そこで日本人ぽい人が何人か乗った。その中の一人の男性はベラト行きなのでそこまで一緒だった。

そしてまたしばらく進むとアルメニアとの国境に着く。建物は新しめな感じで、その新しめの壁に花の絵を描いている人が作業していた。そんな感じのデコレーション全体にするの?
バスから全く降りずにパスポートだけ集められてマケドニア出国とアルバニア入国になった。その間バスチケットチェックも行なわれた。しかしバス乗るときもしたじゃん?
一応この国境審査のビルからバスが離れるとき、ExchangeだかCambioだかの文字が見える小屋があったけど開いてなかったし、バスから降りなかったからどう両替するんだ?バスの運転手に言って一旦停めてもらって両替するんだろうか。
待ってる間にバンのEURO BUSが来て今乗ってる観光バスのEURO BUSを抜かして前に並んだが、もしかしてあれが待ってろと言われた俺をPick upするバスかなあ?と思ったけど確認できない。そっちのバスの運ちゃんがこっちのバスのチケットチェックしたとき、そっちのチケット見せたけど反応がそんな感じじゃなかったしそんな複雑な会話をお互い成立させられなんないのでどうにも確認できなかった。
まあもやもや残りつつも国境を越えた。パスポートが戻ってきて名前呼んで返しているが、日本人とかの名前は読みにくいようだし赤いパスポートは俺のだ的に言ったら他人のだった。はずかしい。別の日本人のだった。ベラトに行かない女性の。
日本人は数人乗ってるからね。で、今度こそ俺のが返ってきたら、噂通りアルバニアの入国スタンプが押されてなかった。あー、ブログにある通りだと納得した。

国境は山の上の台地みたいな所で国境からちょっと進むと、そういう風景が広がっているが、そこにまんじゅうみたいなコンクリートのバンカーがポツポツあって、ああ、これがあの、アルバニアの国境のそこかしこにあるバンカーか、マジで沢山作ってあったんだなと納得のアルバニア感が出てきてよかった。
本当になだらかな山の牧草地に藁の山作ってあるかのようにバンカーがポツボツある。もう絶対国境守るマン。ジロカストラでの説明見る限りだと本当にソ連が攻めくるの恐れてた感じが現物で分かる。

そこから山間の街をぬいつつエルバサンへ進むが、国境は山の上の方なので最初は谷もしくは盆地に向かって下る。そこの風景も面白いが、途中、多分その昔は鉄道が通ってたであろう橋桁がめちゃ高い鉄橋があったり、道路と平行して線路がまだあったりして、もう鉄道ないけど共産国だった時代のいつまでかは機能してたんだろうな。
今は道路の拡幅工事している所もあったし、ここらへんも国境からの道が便利になるんだろう。

そういう道をえんえんとバスが進み、エルバサン市内に着き、10:20頃交差的でバスを降ろされる。左折して歩けばバスターミナルだと言われて降ろされる。グーグルマップによるとブログでよく見たバス停の方角じゃない。
同時に降りたポーランドの家族の父親に話かけ、どこに行くか聞いてベラトに行く、バス停の場所は知っていると聞いてついて行く。わりとすぐバス停分かった。けど見逃す可能性は高いな。食器とか売っている店が両脇にある脇道に入った奥にバス停があった。ころころ場所変わるらしいが、バスターミナルのトイレは年代物だから昔からバス停だった気もするけど…。
無事バス停も分かり、次のバスがネットで調べたのと異なり10:00発じゃなくて11:00発らしいから観光の時間ができてしまった…。でかい荷はバスに置いて、さっそく周辺をうろついき始めた。
南?に進むと服の市場みたいなのがあり中に両替商があったので、そこでも少し両替した。わりと現地通貨の現金が豊富になった。

なぞの食器とか見つつ、今度はさっき降ろされた道の向こう側に進む。そういやその手前に廃線の鉄道と踏切がある。まあ廃線なので気にしないで道の向こうに渡る。ちょっとブログにここでバス乗り替えとかいう感じのバスターミナルどうなってるか確認しに行きたかった。
そうして歩くと、どうやらここらへんは被服の店が来まるエリアっぽい。ずっとそんな店が続く。道の反対側は家具とかも置いてあるな。カフェみたいなのも探しつつ、涼んでコーヒー乗んでできれば昼食食って時間つぶそうと思って歩いていたら、いかにも民族衣装作ってますな店があったので入ってみた。
すると小さい空間ながらおばちゃんが何か作ってて、サンプルに見事な現地の衣装が売っていたのでお土産として買うとしたらいくら?と聞いたら400EUROと言うのでちと手が出なかった。まあサイズが合うか分からんし作ってもらうとしたら1ヶ月後とかに取りに来ないといけないだろうし無理だよな。店の表に展示してあったのは子供向けサイズだし、わりと子供向けに作るんだろうなあ。
まあ、一応手間かけて話してもらったので帽子だけ手土産に買って店を出た。

もっと北上しても食いものの店ねえ。そしたらブログでエルバサンでここで乗り換えるとかいうのよく見たバスターミナルはバスターミナルとして存在していた。なんか地名で分かるのはアテネとかスパルタとか書いてあって、そっち行きの長距離バスターミナルになったのかな???テッサロニキは相対的に近そうだけどそうでもないのか需要がないのか。ベラト行きのバスは確保してあるのでこのバス停での情報はこれ以上必要ないので、手前にある野菜とか食べ物系市場へ。メロンとかチーズとかあるけど下手に買ってもナイフないから食えんし長時間のバス移動で下痢になるとつらいのであきらめ。
アルバニアは中国と関係探いからか子供がニーハオとわりと好意的に積極的に話かけてきてまいった。よくあるチンチャンチョンな感じじゃない。ま、説明もアルバニア語でできないしてきとうにあしらう。俺のアルバニア語はどこへ行きたいとありがとうとトイレと0〜10までの数字だ。

また南下してもと来た道を戻る。しかしカフェ店なものねえな。もしかしたら見逃してるだけかも知れんが、バスターミナル前に時間つぶし用のすらないの?もっと先行ったらあったかも知れないけど調べてない。
ベラト行きのバス停のそばにはパン屋と、現地のファストフード店的なものがあった。パン屋でエクレア的なもの買ってバスの中のおやつにして、ファストフード店的な店で焼いた肉をパンにはさめるやつ指さして買って食った。これが昼飯…。
もうちょっと歩くと一番最初に見た被服の市場のもう一つ先にやっとカフェがあったが、屋根はあるが道路面のドアがないオープンタイプで、でかい扇風機が一台動いていて風が届く場所はみんな座っていて座れた場所が日陰だとはいえ熱い。しかしやることないのでコーヒー一杯たのんで砂糖たっぷり入れて飲む。あちい。

焼肉パンも食いそろそろ出発の時間、出る前にトイレに入るが、なんでここ外の手洗用の水が配管壊れたように水がふき出しっぱなしなの?トイレもオリエンタルスタイルだし、みんな水自分で流すタイプだから床全面が水びたしで久し振りになかなかチャレンジングなトイレだった。こういうトイレ中東南アジア東南アジア以来何年振りだろうか。まあオリエンタルなぶんましで便座なし洋式の方がつらいが。

バスも出発、バンなんだけど通路にカーペットが2本どんと置いてあり、エルバサンに買い出しに来たんだなと分かるが、みんな踏みつけてて俺も踏んで乗ったけどそれでよいのか?よいんだろうな。一応やぶれてる所もあるがビニールにつつまれているし。
ベラトより手前のどこかでその人達はカーペットとともに降りた。

ここで乗りベラト行きに乗り換えるとよく言われる Rrogozhine の交差点を通りベラトにバスは向かう。おお、ここかと思う間に通過した。今回はバスが来るの待つのがないのがよい。
ぼーっと座ってれば3時間弱で目的止ベラトへ着く。ポーランド人の奥さんとしゃべったり、日本人のベラト行きの人としゃべったりしてそのうち着いた。その方は100ヶ国以上と巡っている人で、やはりバルカンとか来る人はこんな感じなんだな、俺はザコの範疇だと再認識した。

で、ベラトのバスターミナルを過ぎてベラトの千の窓がある場所に来た。灼熱の日差しの中降りたがついに着いたぜベラトへ!ついつい写真撮っちまうぜ。ポーランド人家族と日本人の方とわかれて宿に向かう。
俺の宿は千の窓が見える川はさんで対岸側の旧市街の宿。伝統的な家屋の宿で屋上からの風景がよい宿だった。さっそく荷物をデポって観光だ!

橋を渡りペットボトルを買い立してまずは山の上の城跡を見に行く。まずまじで急坂。上まで行くとそこも民家とちょっと店、レストランやカフェと土産物屋と小さめの博物館があり、山の上も旧市街なのかよ!と、けっこう好きなので暑いのに無駄にうろつく。
そのあとやっと城壁内の城跡に入りうろつく。なんかイベントやるのか何かの設置の準備していた。一旦反対側の城壁も抜けてちょっと下ると教会がある。あともっと下る道もあるが、それは行かずまだてっぺんの城跡をうろつくことにする。
すると坂登ってからだと奥側になる方に山下る道がいくつかあって、左手側が下から見上げてアルバニア国旗がたなびいている見晴し台のような場所だった。ここから下と対岸の千の窓の家が見れる。なかなか眺めがいいな。

大体見たのでアイスを食って下の博物館に向かったが、休みと言われて入れなかった。今から思うとシエスタの可能性もあるけど、4時頃だったし休みだった?まあいいや。
博物館もないとやることないんだが。ちょっと街の向こう側まで行くと新しめの教会があり、中に入れたので入って教会だーと見て、もどって観光案内所見つけるも開いてないしやることないのでてきとうなレストランでめしを食う。
んで八百屋でモモ売ってたんで2,3個でいいっつってんのに多分500gか1kgか7,8個入れて渡される。今日中に食い切れねえ。一旦宿に戻り、ジュース飲みながらモモ食って夜景のベラトの街並をながめた後寝た。

なんか水回りの施工が下手くそで今一な感じだったが、伝統的家屋なのでプラマイ0。けどあの水回りだと一泊だからましだった夏で熱いし乾燥した気候だからましか。


宿からの日の出
朝のカメオ教会
朝のカメオ教会
朝日
オフリド湖畔からの朝日
バス待ち中。本当に来るのか?
SUZUKI=taxi
あのバンがあやしい
国境 絵を描いていた
国境から見るオフリド湖
農具置き場のように自然にあるバンカー
こっちは何もない
こういう所通る
多分鉄道用の橋。今は使ってない。
バスターミナルに着いた。見切れている一番左がベラト行き。
なぞの道具。次の日判明する。バター作り器
近くにあった両替商
民族衣装の店
言い値400EURO
ベラト行きのバス停がある所はこの青丸の所で、ティラナ行きのバスからSH3の十字路の所で降ろされる。
チーズ
スイカとメロン。中央アジアからこっちの方までこういう感じで売ってるよね
市場
扇風機の風があたらない場所で飲むコーヒー
これは何?金属性のバターメーカー?
ついに来たベラト
ベラト
今日のホテルに向かう道
山道の坂を登り切りベラト城の入口へ
教会もある ついでに城壁内は今も民家がある
ここが下から国旗がはためいている場所。一番高い場所じゃないのが意外だった。
ベラトの対岸の旧市街
ベラトの街。麓にわずかに見える屋根がよくベラトの写真で紹介されてる建物
ごはん
多分めし食ってる客が餌を投げるからやってくるヌコ
夜になるとライトアップ
ホテルの屋上から眺める風景


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