とっとと忘れる
引越し先が決まった。
同じ町で今のアパートから歩いて20分ぐらいの所なので、市民プールも図書館も市役所も新しい手続きなく引き続き使えるのが都合いい。会員になってるフィットネスクラブも、無駄話ばかりで教える気のほとんどない先生のギターレッスンも、これまた教えるつもりなさそうな先生の週1の水泳クラスも続行できる。いつものスーパーマーケットも動物病院も歯医者もかえなくていい。
すこし家賃を上乗せしてプロポーザルを出したとはいえ、多くもないペンション暮らし(年金の年まではまだもうちょっと)の無職で犬連れの保証人もいない外国人に部屋を貸してくれるキトクな人がいてよかった。
また引越すことになってしまい、金銭的にもかなりの損失だが、このまま屋根の修理が滞っているところに住むストレスはいやだ。ストレスが溜まりそうになると人間関係すらもどんどん切ってしまう「逃げの人生」を送ってきた私なので、相変わらずお金よりもなによりもとにかくストレスがない道を選んでいる。
「この先の生活のお金は大丈夫なの?」とかいまさらな事言ってる場合ではないのかもしれないが、性格的に腹をくくるのが早いというか「どうにもならないものはもうどうにもならない」「イヤなものはイヤ」と腹をくくって(忘れて)前に進む性格なのがストレスをためない的には役立ってるかもしれない。
腹をくくるの英語の言い回しはなんだろうと調べたら
"prepare oneself for the worst"
だった。それは ちょっと違うだろう。 最悪に備えて準備するというより、とっとと忘れて前を向くに近い気がするけどな。