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投票にいきます

よし選挙だ。息子の在外選挙人証も間にあった。

私が日本国外で投票するのはポルトガルで6カ国目です。
息子は2カ国目です。

大使館までいかないといけないので時間も手間もかかるけれども絶対に投票に行く。たしか最高裁判所裁判官国民審査も在外でできるようになったはずなので、どの裁判官がどんな判決を下してきたかもチェックする。ワクワクする。

日本国内だったら投票場も近所で楽なのに、頻繁にある事でもないのに、どうして投票に行かない人がいるんだろうと言ったら息子が
「無知なんじゃない」
といい放った、、、そう思うのも無理ないかもしれない。

何カ国にも住んだ息子だが、どんなに長く住んだところで国籍がない限り選挙権がないこと経験してきた。選挙権がないということは、その国の政策にはまったく参加できないんだということを知っている。アメリカの大統領選がどんなに盛り上がろうとそれに参加する事はできない。どんなに参加したくてもできない。そして彼が参加できるのは日本だけだ。選挙権がある事がどれだけ特別で貴重な事かを肌で感じて知っている。

「外からみると日本はもうダメかもしれないと思う時があるけど、でもちゃんと投票にはいく。僕らの年代の投票率が低かったら、僕らの年代のための政治をしようという政治家がいなくなるから。」という息子といっしょに投票に行ってきます。