ポルトガルギター
ファドの伴奏でおなじみポルトガルギターの音色が大好きだ。(楽器できないくせに)自分で演奏してみたいとずっと思っていて、もしかすると初心者でもレッスンが受けられるのではと近所の楽器店にいってみた。
ポルトガルギターがあった。ついに初めて触ってみた。感動する。
が、ポルトガルギターのレッスンはしていないという。そして難しいともいわれた。ま、それはそうだろと簡単に納得して、だったら普通のアコースティックギターでファドを弾けばいいのではということでギターを習い始めました。
全くの初心者だし歳なんで上達(するとしても)遅いかもかもしれませんがと先生にいうと「時間はいっぱいあるんだから」大丈夫といわれた。はっきりいわると複雑な気分だがそれはそう。
おこがましいけれど「世の中は、仕事としてのプレッシャーを感じる必要がなくても出来る、楽しい他の事でいっぱいだから」書くことから引退したビルブライソンの気分です。
とりあえずの夢は1曲でもファドが弾けることで、そして数年後に東京とかパリとかの街角でトフをつれて1回だけでいいからシニア街角ファドミュージシャンしてみたい。
無謀な野望でも目標をもつのは重要だ。
思い出した記憶の追記
息子が6歳ぐらいの頃に出張でパリに一緒にいった時、パリの地下鉄の通路で上手なギターを弾いていた男性がいた。彼の前に置かれたギターケースの中は小銭でいっぱいだった。大勢の人が彼を取り巻いて静かに聞いている中で、山のような小銭をみた息子は大声で「Mom, he is rich !!」と叫んだのだった。ふいをつかれてちょっと凍った。
いもづるで思い出した記憶の追記
そういえば初めてビジネスクラスラウンジに入った息子が、たぶんこの時も5歳か6歳ぐらいだったはずだが、ずらっとならんだ料理をみて「わあ、これみんなタダなんだって!」と遠くのテーブルにすわってる私に振り向いて声をかけてくれました。「誰の子なの」というようなふりをして、しばらくして連れ戻しにいきました。