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動物病院にいってきました

数日前からトフが頻繁にくしゃみをするようになり、そのうちに気持ちの悪い感じの咳をするようになったので、おそらく深刻ではないとは思ったが念のため動物病院にいってきた。

予約なしでいったので待ち時間が長い。病院の待合室で同様に待っていた犬(スパイクという名前)も退屈そうだ。(タイトル写真)

やっと順番がきて若い女性の獣医さんと一緒に診察室にはいる。まず全ての予防接種記録を確認。狂犬病、6種混合、犬の咳(犬の気管支炎の感染病)、犬のリーシュマニア(leishmaniase)予防接種* をしている。そのあとべルギーにいっている間お世話になったドッグシッターさんのところに電話をしてシッターさんの犬にも同じ症状がないか確認する。そして気管支の状況をみるためにX線をとる。原因となりそうなことは何もなし。

おそらくアレルギーではないかということで、ステロイド錠剤を処方されて帰宅しました。150ユーロの出費でした。

                *

翌日

もしかするとアレルギーかもしれないと(自分勝手に)考えていたので、だったらまず長くなった毛を切ろうと獣医に行く前から予約していたサロンに行って毛を切ってきた。

BEFORE

Before-1
Before-2 汚いほうが幸せそうなトフ


そしたらなんと咳がとまりました、、、毛にくっついた何かに対するアレルギー反応だったのかもしれない。

AFTER

かなり短くされてオチンチンも出ちゃうし不機嫌そうなトフ

くしゃみも咳も止まってもちろん嬉しいのですが、なんだか150ユーロ損した気分もちょっとする。まず毛を切ってから様子をみればよかったが、まあトフ緊急時の対応にも慣れたのでよしとしよう。アレルゲンはなんだったのかな。もしかするとここ数日ポルトガルの空中を舞ってるらしいサハラからの砂なんだろうか。(サハラの砂ってなんかロマンな響き)

余談ですが、動物病院の近くにアマリアロドリゲス博物館がありました。

Casa-Museu - Fundação Amália Rodrigues

追記1
*リーシュマニア予防接種について
トフのペットパスポート取得の際に、虫に刺されることによって感染するポルトガルの風土病というような説明をうけたのがリーシュマニア( leishmaniase)で、もちろんすぐに予防接種をしました。あとで友人の(人間の)お医者さんとはなしたところサシチョウバエにより媒介される寄生虫疾患で中東や南米などが原産(原産?)で人間もかかるらしい。

追記2
*ワクチンについて
世界中にはほんとに様々な感染症があって、気候変動や人の動きでどんどん拡大したり変容したりしいる。国際機関に長くいていろんなところに行かされたので、私も息子も沢山のワクチンをうって体を守ってきた。トフもシアラもたくさんの予防接種をしてきたし、そうでないと移動(出国&入国)ができなかった。

極端なアンチワクチンの議論は、海外に出る事も予定もなく人との接触も狭い地元だけな人達の自己満足的な議論だと思えたりする。コロナが流行り始めた時に帰国する人に「こんな時に海外にいくのが悪いんだから帰国するな」とすら言っている、海外にいく(いる)のは旅行のためと思ってるような人達もいた。ワクチンを沢山うって海外で頑張って働いたり勉強したりしてる日本人が沢山いるから自分たちが日本にじっとしていても暮らせるとは思いつかないのかな。