エキナスでしか読めない記事:新連載のご紹介
「西暦2021年3月19日エキスパートナース4月号発売」というネタをやりたいとずっと思っていたのに、気づけば明日じゃん!となって使う場所を失ったのでここで使いました。こんにちは、みなさん、お疲れ様です。「お疲れ様」という言葉は、また明日一日をつつがなく過ごせるおまじないだと思います。
さて、4月号の案内を詳しくしていきたいと思うのですが、今回は、4月からはじまる新連載のご紹介をしようと思います。エキナスでしか読めない連載ばかりですので、絶対に見逃せませんよ!
①「患者をみる技術 第1回 無形の技術」(國松淳和)
Yahoo!ニュース(https://news.yahoo.co.jp/byline/kunimatsujunwa/)などで、いつも、日々がんばっている私たちに向けてやさしい記事を発信している國松先生の連載が始まります。
テーマはずばり、「アセスメント」。聞きなれすぎてふいに本来の意味を忘れがちなこの言葉ですが、國松先生はナースに必要なアセスメント力とは、「思考力をつける+自分の感覚を信じる」ものだと定義し、その力を身につけるために、毎回、患者さんをどんなふうにみていけばよいのかを教えてくれます。長らく看護の出版に携わってきましたが、はっきり言って、これまで読んだことのない視点で、かつ、読者の誰一人として見捨てることなく、ナースに必要な力を伸ばすためのお話になっています。何より、第1回目のタイトルが「無形の技術」。読みたくなりませんか?
☆ちなみに2020年9月号には、國松先生のインタビューもあります。いま読んでも参考になる内容ですので、気になる方はどうぞ!
https://shorinsha.tameshiyo.me/4910120830905
②「HELP! お助け多職種さん」(メディッコ)
昨年1年間、「みんなでやるには何が必要なのか、とことん考えてみました」(すみません、タイトル長くつける癖があります…)で、事例を交えながら多職種連携について模索していただいたメディッコさん(https://medicco-lab.com/)の連載がさらにパワーアップしました!
今年は、実際にナースが感じるさまざまなチーム医療の悩みについて、メディッコのみなさんに、「こんな悩みのときは、この職種に聞いてみては?」という具体的なアドバイスをいただきます。
チーム医療の成功の秘訣は、お互いを知ることから始まると思います。まずは、みんなが悩みがちな場面の解決方法から、お互いの役割や得意なところを知ることにもつながるといいなと思っています。
メディッコのさまざまな職種の方たちのコメントからはいつも、「忙しいナースのみなさん、もっと頼って!」というやさしい気持ちが伝わるのですが、今回もそんなやさしさにあふれています。
③働くナースのための精神医学(西井重超)
キャッチコピーは「知っておくと自分に&仕事に役立つ」ということで、精神医学をもっと身近なものとして感じられる連載が始まります。
メンタルヘルスという言葉があたりまえのように使われる現在、精神医学の知識はすべてのナースに必要とされている知識かもしれません。また、精神医学の知識は、そもそも働く自分自身にとっても役立つものです。でも、精神医学の知識って、難しくて結局よくわからない、って言葉もよく聞きます。
そこで毎回、最近気になる精神医学に関するテーマを気軽に読める形で連載します。執筆は『精神疾患にかかわる人が最初に読む本』(http://shorinsha.tameshiyo.me/9784796524483)で、初心者向けの精神医学の基礎知識の本として圧倒的な支持を集める西井先生です。この本のイラストを担当している更科さんと再度コンビを組んで登場です。初回は、「産業保健」について。いきなり派生テーマですが、気になる人は多いのでは?
というわけで、3本ほど紹介しました。既存の連載は引き続き、充実の内容でお届けしていますので、こちらもぜひ読んでくださいね。
「連載」というのは雑誌という媒体がもつ強力な魅力だと思っています。だから、エキナスは連載にとても力を入れています(そのぶんめちゃ大変…)。連載って生き物みたいなもので、年間を通じて成長していくんですよ…それが醍醐味だなって思います。なので、皆さんと一緒にエキナスの多様な連載も成長していけたらなと思います。
明日は発売日なので、ちょっと巻いて紹介していかないとダメっぽいですね…。では引き続きよろしくお願いします!