孤独にただ歯を食いしばる
寄せる苦しみにただ歯を合わせる
私へ
どうせ奥歯を噛みしめるのなら上下の歯の間にスルメを挟みなさい。美味しくなるから。
人は苦しみを消すことはできないが、新しく色々な出来事を積み上げることで見えなくすることはできる。
物事を鮮明にせず、敢えて靄をかけておくことができる。
足場のないほど散らかった部屋で一枚の写真を探すのが難しいようにである。
ですが、荒れた部屋や、存在が可視化されず有効利用されない物が埋もれている現象について“それでいい”と思う以外何も考えずに居られるほど、今の私は無邪気ではないのです。
一挙両得、強かに生きましょう。
もうむり、おしまい。