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新潟モグラ駅めぐり② 青海川駅
こちらの記事の続きです。
青海川駅
モグラ駅めぐりといいつつ、近くの変わった駅も巡ってきました。
というわけで、モグラ駅から最もかけ離れた当駅にも訪問しています。
筒石駅を出て直江津駅でJR信越本線に乗り換えます。
しばらく乗ると、いつしか車窓から街並みが消えて日本海を映すようになります。
温帯低気圧の影響で大時化ではありましたが、否が応でも期待が高まってきました。
さて、青海川駅へ到着しました。
上りホームから海まではこの距離感です。
「最も海に近い駅」の異名は伊達ではありませんね。満潮時は本当に距離がゼロになるんじゃないかしら。
反対側の下りホームまで移動して撮った写真がこちらです。
ここに沈む夕日は日本一美しいと言われているそうですが、それも納得。
駅舎は比較的新しいのですが、これは2008年の新潟県中越沖地震で駅舎が壊れてしまい再建されたためです。
ここでの滞在時間は1時間半ほどですが、そのあいだに近くの日本海フィッシャーマンズケープに移動して昼食を摂らなくてはいけません。
そんなわけで、駅前通りから歩きはじめます。
「柏崎 さけのふるさと公園」やキャンプ場の横を通りがかり、高台へと続く坂へと足を向けます。
坂からは駅の近くの「米山大橋」と周辺集落、青海川駅、そして日本海がきれいに収まった1枚を撮ることができました。
少し青空も見えてきれいなコントラストを描いています。
歩道もない急勾配の道を歩いて登っていくので大変でしたが、それに見合った報酬ですね。
さらに歩いて、もう一枚パシャリ。
今度は緑と海に囲まれた挟まれた駅の様子がよく見える写真が撮れました。
「大自然の中に突然現れる人工物のアンバランスさと美しさ」という秘境駅の魅力をよく表したロケーションで、なんだか無性にじんと来てしまいました。
日本海フィッシャーマンズケープ
20分ほど歩いて、日本海フィッシャーマンズケープにたどり着きました。
ここは、日本海で獲れた魚を直売所で買って、そのままバーベキュー場で焼いて食べられることが売りの施設のようです。
もちろんそれだけでなく、その場で焼いてくれる磯焼きセンターや、サバサンド屋、海鮮丼などが楽しめるレストランもあります。
海鮮丼が美味しそうだったのですが、発車まであと1時間でレストランに行く余裕などあるはずもなく、予定通り磯焼きとサバサンドを購入。
歩き詰めで疲れた身体にホタテの旨味とサバの脂が染みます(ホタテの磯焼きは撮影を忘れた)。
近くにはホテルもあるようですが、今はコロナ禍の影響か臨時休業中。
収束後、改めて訪れて青海川の夕日や海鮮丼、海鮮バーベキューなどを楽しみたいものです。
再び青海川駅へ
駅に戻りましたが電車が来るまで残り10分ほどあったため、駅のホームで潮風に当たって過ごしました。
海をただ眺めるだけの10分なんてこうした旅の途中でなければ発生しないので、案外貴重なものです。
そうこうしているうちに下りの普通列車がやってきました。
同様に駅を見に来たと思われる一家とともに、電車に乗り込みました。
次は犀潟駅から、北越急行ほくほく線に乗ります。
(つづき)