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マーケティングの憂鬱
最近、色々なところで「マーケティングの憂鬱」って話をしています。
この激変している環境の、流れに流されず、流れに逆らわず、流れに乗ること。
これが大事。
新しい経済社会の幕開けで、価値の転換が必要になっています。
昔は農業社会だった。
それが20世紀は工業化社会になりその後情報化社会になり、さらに成熟した情報化社会になって、今はSNSを中心に消費者が主導権を持つ時代になった。
工業化社会の時代は、効率化・生産性を追求した社会でした。
マーケティングの分野ではマス・マーケティングが主流でした。
でも、今はもうマス・マーケティングはなかなか効果がなくなってきています。
もちろんうまくいっている会社もありますよ。
ユニクロのファーストリテイリングなどはうまくいっていますよね。
あるいはニトリもうまくいっています。
マスですから、不特定多数の人たちに買ってもらうというやり方です。
店舗をたくさん出して、たくさん仕入れて、原材料を安くして、人件費を安くして、いい製品をたくさんの人に安く届ける。
これがマス・マーケティングの考え方ですね。
そのためにはランチェスターの戦略などが有効だった。
でも、今はマスマーケティングは限界にきている。
有効ではなくなってきている。
とても難しい時期になってきています。
マスではなかなかやっていけない。
やろうと思ったら、熾烈な競争に巻き込まれる覚悟をして、熾烈な苦しい仕事をする覚悟をして、ギリギリのコストダウンをして競争をして、勝った負けたの世界でやっていかなければいけないということです。
多くの企業がそういうことをいまだにやろうとしているわけでしょう?
でもうまくいくわけがないですよ。
勝った負けたで判断するとほとんどの企業が負けるんだから。
ほんの一部の企業だけが、勝つようなゲームです。
そんな不毛な戦いに参加するのはやめましょう。
お客様はみんなちがう個性があり、みんなそれぞれの生活をしているんです。
あなたの「個」を出すことで、お客様との関係性ができて、そして買ってもらう。
あなたには、誰もなれないのですから。
独自の価値を創出して、マスで考えないことです。
SNSなどを活用して、消費者と繋がって、好きになってもらうことです。
流れに乗るということは、そういうことなんです。
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何度も復習できるよね。
あなたが参加してくれたら、嬉しいな。
19歳の誕生日だし。笑