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【Excelマクロ】案件一覧からカテゴリ別にフィルターしてデータを貼付ける!

つくりたいマクロ

今回は案件一覧シートに記載してある項目をカテゴリごとに抽出して、別シートに分割して転記するというマクロを作成したいと思います。

案件シート

上記のようなデータからカテゴリ(マーケティング、販売、生産管理)別にデータを抽出し、別シートに転記します。

また、カテゴリが増減した場合でも対応できるように、カテゴリシートを作成しておきます。

カテゴリが増えたときはこのシートに追加していけばいいです。

マクロ実行後の例としてマーケティングだけを抽出したシートは以下のようになります。

実際のマクロではマーケティングシートの隣には販売シート、生産管理シートが続くことになります。

このマクロを実行すると手作業でフィルターをかけて、その結果をカテゴリ別にコピペするという作業が一瞬で終わることになります。

また、このマクロはいろいろな分野で使用することができますね。
取引先別に分けたり、社員別に分けたりといった使い方もできると思います。


完成イメージ

処理の流れ

マクロを作る時はいきなりコードを書き始めるより簡単に設計図を作成してから始めるといいと思います。

今回の処理の流れは以下のようになりますね。

  1. カテゴリを取得する

  2. カテゴリごとに3~7の処理を行う

  3. シート名の取得

  4. シートを追加する

  5. シート名をカテゴリ名に変更する

  6. フィルターをかける

  7. フィルターをかけた後のデータをコピーして貼り付ける

  8. フィルターを解除する

手作業するときにどのような順序でしているのかを最初に書きだしておくと、その作業ごとにコードを書けばいいので楽だと思います。

では実際のコードを書いていきましょう。

プログラミング

まずはプログラミング全体を表示します。
その後、各行の解説をしていきます。

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