賢島ホテルベイガーデンに宿泊して
1泊2日の宿泊だったが、自家用車で片道2時間半のドライブで、三重県志摩市にある中規模の典型的な観光ホテルの1つである「賢島ホテルベイガーデン」に宿泊してきた。今回の小旅行はパートナーの計画に応じたもので、三重旅割(20%の宿泊料金割引と一人4000円分のクーポン付き)に対応したもので、朝夕食の懐石料理付きで宿泊できる格安のプランであった。残念ながら、温泉はなく、通常の大風呂があり、チェックイン後と夕食後に2度入浴したが、身体が良く温まった。
まず、チェックイン時間(午後3時)に合わせてホテルに到着し、車から降りようとしたら、雨が降っていた状況で、ホテルのスタッフが傘を持ってきてくれた。何とも気の利いたサービス「おもてなし」に驚かされた。ホテル自体はそれほど新しくないものの、共有施設や設備を初め、宿泊した部屋自体も良く清掃が行き届いており、きれいで、全てがきちんと整理整頓されていたので、潔癖症のパートナーは大満足。
夕食の懐石料理は、宿泊料金から判断すれば当然だが、伊勢エビやアワビなど高級食材はなかったものの、基本的な前菜から水菓子までの10品からなる懐石料理コースを美味しく、しかも十分な量を食べられ、大満足であった。配膳係のスタッフが料理を持参する度にきちんと説明してくれ、どのような食材が使われているか、正確に理解できた。
朝食は典型的な和食コースであったが、ご飯が炊きたてもあり、熱々の湯豆腐もあって、一つ一つを楽しめた。唯一の不満を言うならば、味噌汁が土地柄の赤だしで、アサリとわかめが入ったもので、だしがちょっと物足りなかったかなあと思った。
スタッフのサービスはとても満足できたし、古いホテルながらも清潔に保たれ、食事も美味しく、wifiも問題なく使え、気持ちよく宿泊できたと言える。また、機会を見つけ、利用したいホテルの1つである。
三重旅割でもらった2人分の8000円分のクーポンは、regionPayと言うアプリをダウンロードし、インストール後、バーコードを読み込んで、使えるようにしなければならなかったが、問題はなかった。ただし、このスタイルで使用できる場所や店が限られ、利用期間の制限もあったので、帰路に立ち寄ったイーオンの津南ショッピングモールで食料品を購入して使い切った。フードコートでランチを食べる時に使おうと考えていたが、残念ながら、使える所はなかったので、魚肉も含めた食料品を購入することにしたのである。