照 スター #風来坊の徒然日記
大学生になった。今日は、ずっと入りたかったサークルのオンライン新入生説明会だった。人生初の「サークル活動」だ。サークルの内容は、僕がやりたいこととと直結している。というかそのままだ。
オンライ説明会は夕方からスタート。お腹が空いたこともすっかり忘れて夢中になって参加した。まずは、オンライン説明会が終わってからの話をしよう。これは、僕と父の会話だ。
僕 お待たせー
父 おう。どうだったか?
僕 素晴らしすぎるよ。「テルスター」に入るしかないねー。
父 「テルスター」って何?どんなことすんの
僕 (興奮しながら)宇宙ことを広報する学生団体なんだよー
父 なんでテルスターっていう名前なの?
僕 (内心めっちゃ焦る)知らない。。。。。
父 はぁ?!そんなことも知らねえで参加してたのか。1960年代に人工衛星のなんとかで、おう、バンドのベンチャーズってあるだろ?あれに「テルスター」っていう曲があるんだ。そのバンドの曲がいいんだよ。アメリカとソ連の宇宙競争に関係あんだ。
僕 へぇー、でもね、宇宙開発競争に「テルスター」なんて言葉はないよ。(めっちゃ自信)
調べる
呆然。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
人工衛星も曲もあるじゃねーかっっつーの。
本当に恥ずかしい思いをした。
ちょっと話を整理。
1・学生団体「テルスター」って?
正式には宇宙広報団体「TELSTAR」という。宇宙の興味をゼロから1にしてもらうことを目的に年に3回 宇宙のことをかいた広報誌をI万部発行。全国の科学館などに配布しているそう。この広報誌に書いてある宇宙の内容がめっちゃ最新。
2・通信衛星「テルスター」って?
世界で初めての通信衛星。とは言っても、単純に地球からの電波を跳ね飛ばすわけではなく、地球から送られてきた電波を受け取り、増幅して地球に返すという仕組みだったようだ。
打ち上げから10日ほど後にはアメリカから反対側のヨーロッパ、パリやドイツへのテレビ中継に成功。
しかし、半年後、その命は尽きてしまった。理由は、打ち上げ直前にアメリカで行われた核実験の影響だ。「ドミニク作戦」と言って、アメリカが105回も行った核実験。その一つに、宇宙空間に近い場所で爆発させる実験があり、そのときに放出された放射線が原因で、人工的なオーロラが発生。当時、低い軌道にいた3分の1の人工衛星が破壊されてしまい、そこにテルスターも含まれているのだ。
宇宙開発の成功の裏には軍事的な理由で発達するロケットもあれば、軍事的な理由で破壊されてしまう人工衛星もある。共食い感が否めない。
今日のオンライン新入生説明会をきっかけに「宇宙と人間の関わり」について考えてみた。そもそもこの分野は、普通に暮らしている人にとっては、どうしてもとっつきにくい。どこか特別なスキルを身につけた人しかできないことだと思っている人が多い。
私も高校生の時、受験で志望理由書を書くことがあった。「宇宙」という言葉を僕が発すれば、先生は「あーー、じゃあ、やっぱり物理とか数学も勉強するってこと?」と返される。大抵の人はそう思っているのだ。
だから、「宇宙と人間の関わり」について考える前に、もう少し宇宙へ興味を持つハードルを下げるべきではないだろうか。次にやることは、宇宙について詳しく知ることだろう。この2つを一直線にしてやりたい。
結局、僕たち人間は宇宙から生まれた。
そして、宇宙に還る。
宇宙が故郷なのだ。
故郷を知らないで、どうやって生きていくのか。
難しいことを書いた。でも、「人間と宇宙の関わり」って最終的に煮詰めるとそういう考えになると思う。
この団体で絶対活動する。素晴らしい仲間を作る。
まだ何もしていないのに、久々に自信を持った。
その前に、僕も宇宙のことを知らなきゃ。
(夜中に書きました。夜書いた恋文は、次の朝読み返せとか、言われますが、勢いで載せます。昼間自分が読んだら、恥ずかしいかも。覚悟しとけよ。 未来の読者「自分」へ)