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読書ノート

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読書をして心に残った言葉や新たに得た知識、感じたこと、考えたことを書いています。
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2020年11月の記事一覧

自分の「宇宙像」を持って、宇宙と関わる

宇宙を知ると 人間が分かる 命がわかる。 これは、僕が起床から就寝までずっと宇宙のことを考えて生活していた時にふと思いついたフレーズだ。僕にとっては一種の目標や目指すところを表したフレーズで、宇宙開発の意義などを考える時にベースとなることだ。 ところが最近、僕が考えついたフレーズに似たタイトルが付けられた本を読んだ。宇宙飛行士の野口聡一さん、ミュージシャンの矢野顕子さんが対談!し、それを宇宙ライターの林公代さん!!!!が対談形式にまとめた『宇宙に行くことは地球は知ること』と

贈与とは、勉強を続ける活力をくれること

なぜ人は勉強するのか。なぜ人は研究するのか。その答えは「贈与」にあった。 突然、勉強ができなくなった 私は、自分でいうのもおかしいんだけど、勉強が好きだ。いや、もっと好きだった時期がある。中学生の時は、一日中机にかじりついていた。勉強のしすぎで指から血が出ていたこともある。最たるものには、長時間の集中と眠気で目がチカチカし、脳内に星が見えた。「あ、死ぬな。」生命の危機を覚えたっけ。 そうやって詰め込まれる知識の一つ一つが、私を驚かせた。これまで自分が知らなかったことを、次