生成AIは、「なぜショートケーキ」が描けないの??
画像生成AIが色々とアップデートされたので、ショートケーキを描いてもらうことにした。
XのGrokで描いてもらったのがこちら
うーん・・・・
何か違うぞ
他の画像生成AIでも描いてもらおう、ということで、Geminiに描いてもらったのがこちら。
うーん、これでも何か違う。
皆さんもショートケーキをイメージしたらどんな「絵」が浮かんできますか?
多分ですが、こんな感じのイメージが浮かんできませんか?
そうなんです。
画像生成AIが出力するショートケーキは、僕がイメージしている「形」が違うんです。
皆さんも、ショートケーキといえば、この三角形に分けられたのが、ショートケーキのイメージではないでしょうか?
Goolge検索だと、イメージしたものが表示される!!!
ちなみに、Goolge検索で「ショートケーキの絵」を画像検索してみました。
Googleの画像検索の検索結果は、イメージした通りのショートケーキのイメージがトップに表示されます。
iPhoneの絵文字でショートケーキ調べてみたら????
iphoneの絵文字でも、イメージしているショートケーキの形の絵文字が出てきます。
では、なぜ、画像生成AIのショートケーキは、ホールのイメージなのか?
答えは、Google検索にありました。
その形態と定義は国によって大きく異なる
これが答えなのではないでしょうか?
利用した画像生成AIのベースは英語です。つまり英語・英語圏でのショートケーキの形態は、ホールの状態が基本なのかもしれません。
ここからが本題
そもそも画像生成AIは、テキスト入力をもとに新しい画像を生成するといういことを考えると、
・日本語で「ショートケーキを描いて」と入力している
・使っているPCは日本語
・端末は日本からアクセス
などを考えれば、日本人のイメージする「ショートケーキ」を描くという考え方をAIにして欲しいところ。
先程掲載したのGoogle検索結果画面でも
・形態と定義は国によって異なること
・画像検索結果(日本語)でのショートケーキの形
を確認すれば、日本でイメージされるショートケーキの形を、AIでも推測するのはある程度可能と考えられます。
あと何年かすれば、このような問題はなくなると予測できますが、
しかし、このような入力しなくてもある程度、私たちの意図を汲み取る力が現状の画像生成AIには、足りていないと感じます。
最後に
画像生成AIを使いこなすには、正しいプロンプトを入れることが必要であることはわかります。
しかし、正しいプロンプトを入れなくても、使えるようになるのが、AIの目指すところではないでしょうか?
ちなみに、ImageFXではこんな感じ
でもね。
英語でプロンプトを入力する時点で、違うんですよね(笑)
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