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ドラクエ3 HD-2D 発売直前! 中学3年のあの頃に戻るワクワク感


ドラクエ3がHD-2Dでリメイクされる…!発売が目前に迫り、期待がどんどん高まっています。思えば、ファミコン版のドラクエ3をやっていたのは中学3年の時。高校受験で、学校生活と勉強が忙しかったはずなのに、どうしても「アレフガルド」を冒険したくて、夜な夜なプレイしていた記憶が鮮明に蘇ります。


1. あの頃の「世界を広げる冒険」

中学3年、高校進学の直前という時期、未来に対する期待や不安が入り混じるタイミングでドラクエ3と出会えたのは、本当に幸運だったと思います。日本中が熱狂し、同級生の間でも「勇者が今どこにいるのか」が話題になり、秘密の技やボスの攻略法を教え合い、どんどん物語が進むのが楽しかった。ゲームの中で冒険する度に、リアルの自分もまるで世界を広げているような、そんな気持ちになっていたのです。

あの頃、私たちにとっての「冒険」とは、ファンタジーの中だけでなく、現実の進路選択や人間関係、これからの自分の道を模索することも含まれていました。ドラクエ3の「冒険に出る準備」をしている勇者に自分を重ねつつ、当時の私も未来に向けて歩んでいたんだと思います。


2. 「成長」を感じるゲームと人生のリンク

中学3年という年齢は、ゲーム内での「成長」システムとちょうどリンクしていた時期でもあります。レベルを上げ、装備を整え、強力な魔法や技を習得していく。ドラクエ3の成長システムはまるで、自分もこうして大人になるために経験値を積んでいくのだと感じさせてくれました。

当時、勇者や僧侶、魔法使いなどの職業選びも悩んでいたのは、どこか進路選択を考える自分に似ていて、どの職業でパーティを組むかを真剣に悩んだものです。勇者としての自分を磨く一方で、現実の自分も少しずつ「成長している」と実感していました。


3. HD-2Dで蘇る「あの頃の冒険」

HD-2Dでのドラクエ3は、当時のドット絵の温かみや雰囲気を残しながら、現代の美しいグラフィックで蘇るとのこと。ファミコン版が持っていた素朴なピクセルの魅力を、最新技術で再現するのは、ロスジェネ世代にとってまさに「ノスタルジー」の極みです。

HD-2Dのグラフィックでのアレフガルドやエルフの里、迷いの森を冒険するのは、過去と現在を行き来するような感覚があるかもしれません。特に「夜の街」や「洞窟の暗がり」の美しさには、ファミコン時代の記憶が新しい感動として蘇り、あの頃のドキドキ感が再び味わえると期待しています。


4. 再び「冒険」に出る意味

ロスジェネ世代として、当時のゲームに込められた熱意や夢が、今またこのHD-2Dリメイク版に託されるのは感慨深いものがあります。進路や将来を真剣に考えていた中学3年生の私にとって、ドラクエ3の冒険は、「いつか大人になったらまた冒険に出たい」と思わせてくれる大きなきっかけだったように思います。

ドラクエ3のHD-2D版は、ただのリメイクではなく、我々にとって「もう一度冒険に出る」ための贈り物のような気がします。過去と未来を繋ぎながら、懐かしさと共に新しい物語が始まる期待感で、今はワクワクが止まりません。

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