自己紹介という名の自分語り(前編)
そういえば、よそゆきのプロフィールは作成しているのですが、こちらで自己紹介をしていなかったので、生い立ちからどんな経験をしてきたのかということをつらつらと書きつつ、自己紹介を出来ればと思います。
まずは改めてよそゆきのプロフィールを載せておきます。
ExePro Partner代表 鍵政 達也 (かぎまさ たつや)
兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
株式会社船井総合研究所にて中小企業の経営コンサルティング業務(主として飲食業、保育サービス業など)に従事。
株式会社日本総合研究所(三井住友フィナンシャルグループ )にて、スタートアップ支援、新規事業開発支援、業務改革支援、ビジネスデューデリジェンスなどのコンサルティング業務に従事。
その後、事業承継・再生案件において保育所運営会社の代表取締役に就任し、事業再生を行う。
現在は、経営コンサルタント(外部CFO/COO)および取締役として活動。
経済産業省認定 認定経営革新等支援機関/日本パートナーCFO協会会員/JMAA認定 M&A アドバイザー/銀行融資診断士/調理師免許 保有
よそゆきですので、それらしい感じでさらっとまとめていますが、実際は人生色々ありますよね、という話をしていきます。
誕生~高校時代
生まれは兵庫県神戸市で、神戸というと「お洒落」というリアクションをいただきますが、実際は海側の下町で育ちました(お洒落な神戸は都心部と山の手のごく一部なのです)。
親は特に教育熱心でもない、ごくごく一般的な家庭で何かを強く嘱望されるようなこともなく、将来を深く考えることもなく、中学校卒業までのんびりと自由に過ごしました。
幸いにも勉強で苦労することはなかったため、高校は周囲の勧めと評判に流されるがままに決め、理系の大学への進学を前提としたクラスに入学しました。
いよいよ大学受験という段階になり、自分は理系学部に進んでしたいことがあるのか?と考えると、数学以外の理系科目に全く興味が持てず、こういうことを大学で学んだ先にしたい仕事はあるのか?いわゆる文系に行った方がいいんじゃないか?と、ある日ふと気が付きました。
理系科目が中心のクラスだったので、受験では地歴公民(いわゆる社会科)が必須でなく数学で受験が出来る文系学部または理系科目で受験して文系学部進める学校という探し方をして、幸運にも希望する形で進学ができました。
このときにうっすらと「将来自分がどうしたいか」ということをしっかりと考えておくことの重要性を感じたのですが、この時に特に深く考えることはありませんでした。そして大学生になってその重要性を痛感することとなります。
大学入学
神戸の下町から上京し、一人暮らしを始めたので、生活を成り立たせるためにアルバイトを始めました。特にバイト先の希望があるわけではなく、単に時給の高いバイトで、まかないが出る飲食業という条件からさがし、とある焼鳥屋さんに決めました。
思えばここまでは、明確に「自分のしたいこと」というものがなく、どうしてもやりたくないことだけは避け、そうでなければ流れに従うような選択をしていたんだなと感じます。
しかし、このアルバイトで、その先の人生が大きく動きはじめました。気軽に始めたアルバイトからそんなことになるとは、当時はもちろん気づいていなかったのですが・・・。
最後に
長くなりそうなので、今回はこのあたりで一旦終わりますが、最後に今の私の人生観、考え方の軸になっている言葉をご紹介します。
大学生活のあと、船井総合研究所という会社に入社しますが、
創業者の舩井幸雄氏は
「すべては必要、必然、ベスト」「過去オール善」
という言葉を残しています。
この言葉は、自分の身に起きたこと・起きていることは、そのすべてが必要で、起こるべくして起きたととらえることで、今起きている出来事を肯定的に受け止めることができ、いまを生きやすくなる、という意味であったと、今の私は理解しています。
「将来自分がしたいこと」をしっかりと考えてこなかった少年が、神戸の下町という小さな世界から大都会や社会に出ていくなかで「必ずしも自分がしたいことが明確でなくても良い」「どんなときも今が一番良い」と考えるようになったのも、この言葉(考え方)に出会ったことが大きいと思います。
そのあたりの考え方の変化の背景も続編で書けたらと思っています。
もしご興味を持ってくだされば、続編を楽しみにしていただけると幸いです。
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