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儲かる会社、儲からない会社の違いを、中小企業の役員であるオレが説明しよう
中小企業の役員をやっていると、会社全体を見なくてはならない。
そうしているうちに気づいた。
儲かる会社、儲からない会社の違いはこれだ!と。
具体的に説明しよう。
儲かる製造業、儲からない製造業
ウチの会社は製造業だが、儲かる会社、儲からない会社ははっきりしている。
儲かる会社には、その会社にしかできない、あるいはできる会社が少ない技術、その会社にしか作れない、あるいは作れる会社が少ない製品がある。
他にはできない技術、製品だから、多少高くても売れるし、納期などでムリを言われることも少ない。
だから儲かる。
儲からない会社は逆。
できる会社が他にいくらでもある技術、作れる会社が他にいくらでもある製品しかない。
競合がいくらでもあるから値切られたり、ムリな納期を要求されたり、支払い条件を悪くされたりする。
だから儲からない。
これ、ほとんどどんな会社でも同じだと思うのだ。
特に中小企業はね。
儲かる会社と儲からない会社は、ビジネスモデルが違う
他社に真似できないビジネスをやっていれば儲かる。
競合他社が多いビジネスをやっていたら儲からない。
このことって、どんな業界であれ、中小企業ならほとんど当てはまる。
ちょっと冷静に考えてみたら、そうじゃない?
この前、人材紹介会社使って採用したんだけど、どこにでもいる人採るならどの会社でもいいから、一番安いところを使う。
でも、そこしか紹介できないような人が集まってて、どうしても欲しい人がいたら、多少高くても、気が利かない担当でも使う。
というか、使わざるを得ない。
つまりさ、中小企業が儲かるか儲からないかって、ビジネスモデルの問題なんだよ。
付加価値が高い、差別化できるビジネスをやってれば儲かる。
それができなければ儲からない。
他の要素ってビジネスモデルに比べたら、そんなに重要じゃない。
いくら業務を効率化したって、従業員の教育したって、焼け石に水。
まずは儲かるビジネスモデルが構築できるかどうかなんだ。
いやね、大企業なら競合他社がいてもいいんだよ。
規模の経済や資本力を生かして、価格や品質、マーケティング力などで勝てるからね。
でも中小企業にそれやるのはまずムリ。
というわけで、中小企業の役員であるオレは、いつもいかに勝てるビジネスモデルを作るかを考えている。