会社で出世する方法4つを、中小企業の役員であるオレが教えよう

2019年3月29日 05:10

今日は出世する方法について書いていこう。

オレ自身が中小企業の役員なので出世しているし、また人を出世させる立場にいる者として見えることがある。
なので、参考になる部分はあると思うので、興味がある人はぜひ読んでほしい。

会社で出世する方法その１．上司に好かれるか最低でも嫌われない

これが一番大事というか、出世の前提になることだ。

上司に好かれる。
最低でも嫌われない。

まずはこれをやってほしい。

ところで、なぜ上司に好かれなければいけないのか、嫌われてはいけないのか？

理由は簡単。
あなたを出世させるのは、あなたの上司だからだ。

「好き嫌いで判断されるなんてひどい」と思われるかもしれないが、人間の心理的に好きな人はその他の部分でも良く見えてしまい、嫌いな人は仕事ができてもできないように見えてしまうのだ。

上司本人が好き嫌いで判断していないと思っていても、実際は好き嫌いでの判断になってしまうことは往々にしてあるのだ。

なので、上司には嫌われないよう、できれば好かれるよう、がんばってほしい。

とはいえ、特に難しいことをする必要はなく、嫌いだからといって避けるようなことはせず、仕事の報連相をしっかりと行えばいい。
こんな当たり前のことをするだけでも、ただ上司が苦手、好きじゃないという理由でやらない人は多いので、そうそう嫌われることはなく、好かれることも多いはずだ。

次にやることは、言われた通りに仕事をすることだ。

「えっ、言われた通り？
　自分で考えて仕事するんじゃないの？」

と思われるかもしれないが、それはまた先の話。
まずは言われた通り、指示命令に忠実に仕事をしてほしい。

いやね、言われた通りにできない人って多いんだよ。
やれ「（やるのを）忘れた」とか、懇切丁寧に教えたのに「どうやってやるんですか？」なんて聞いてきたり、納期を守らなかったり、果ては勝手に自己流にアレンジしたり、「そんなことして意味あるんですか？」なんてわけもわからないのに反抗してきたりね。

言われた通りにできない人に、それ以上の仕事など任せられない。
とにかく、最初は徹底的に言われた通りに仕事をしてほしい。

言われた通りに仕事ができている上で、自ら提案してほしい。

内容はそんなに難しいことじゃなくてもいい。
今やっている仕事の改善提案でもいい。
「〇〇したほうが簡単ですよね」みたいなことだ。

もちろん、難しいことでもいい。
一気に会社の売上を伸ばす、あるいはコストを削減するようなね。

出世させるからには、自分で考えられる人でなければならない。
仕事を与えられる側ではなく、与える側になるからだ。

なので、徐々に、でも確実に自ら提案する機会を増やしてほしい。

また先ほどの話の繰り返しになるが、あくまで言われた通りに仕事ができるようになってからの話であることには気をつけてほしい。

これは必須ではないが、個人的にはぜひやってほしい。

「仕事は勉強とは違う」という人もいるが、勉強は大いに役に立つ。
例えばビジネス書は、基本的にはその道で成果を上げた人が書いているので、参考になる部分はあるはずだし、今はネットからも有用な情報はいくらでも得られる。

また、外部の視点を得るという意味でも勉強は大切だ。

一つの会社の中にいると、会社でのやり方が当たり前になってしまうが、別の会社では全くやり方が違うことはよくある。
それを学び実践することが、会社のブレイクスルーにつながったりもする。

ということで、できれば勉強してほしい。
社会人になって勉強する人は少ないので、ちょっとビジネス書でも読んでいれば知っているようなことを提案するだけで周りの目が変わったりするので、そういう意味での効果も高いしね。

以上、まとめる。

会社で出世したければ、まずは上司に好かれる、最低でも嫌われない。
言われた通り、忠実に仕事ができるようになる。
徐々に自ら仕事のやり方なり、新しい仕事なりを提案するようにする。
できれば、ビジネス書を読んだり、ネットで検索したりして勉強する。

これだけできれば出世できると思われる。
少なくとも、オレがあなたの上司なら、すぐにでも出世させる。

それでは、みなさんの健闘を祈る。