CelesteでRTAの楽しさを知った話

こんちゃ。ゲームの話します。今回はリアル登山アタックではない方の登山RTAの話。

きっかけ


あけおめ。元日。SNSを見ているとこんな投稿があった。

「初日の出までに弾丸登山して山頂でご来光見ます」

Celesteというゲームのタイムアタック。Discordで垂れ流していたので無言で見ていた。途中でお風呂行ったけど。

結局日の出までに余裕で間に合っておめでとう!めでたしめでたし!だったのだが、ここで思った。

「久しぶりにぼくも登ってみようかな…」

Celesteとはなんぞや

これです。(クリックでSteamストアページ

Celesteは山を登る2Dのアクションゲーム。
「移動」「ジャンプ」「壁に掴まる」、任意の8方向に一定距離移動でき、空中でも使えるが回数制限がある(着地すればまた使える)「ダッシュ」のシンプルなアクション構成。

そのシンプルなアクションを使いこなして高難易度のステージを次々突破していき、登頂を目指すという内容。所謂死にゲー。

高難易度であることに意味があるストーリーと素晴らしいBGM。個人的にだが、高難易度とか無理だよ…と思ってる人にこそ遊んでほしい。そんなゲームなのだ。
とにかく登山はきっと良い体験になるので未プレイの方は是非。

ぼくは半年前くらいにSteamで買ってとりあえず登頂(=ゲームクリア)、A面のいちご(やりこみ収集要素)集めたとこあたりで終わっていたので久々にプレイしてみることにした。

RTAしてみようじゃねえか

RTAを見るのは好きだけど、自分で実際に走ったことはなかったんだよね。RTAを見ているときは解説やすごいテクニックを見るのが面白くて見ているので、自分でやってもできないしなぁ…という感じで、そもそもクリアタイムを測るなんて遊び方をしたことがなかった。

だがCelesteはその最初の壁「やろうとしない」の突破に一役買ってくれる。そう、このゲームはタイマーが付いている。タイマーをつけて、ひたすら登頂目指して進めば良い、それだけだ。


ぼくはオプションからタイマーの表示をオンにしてたぶん人生初のRTAをはじめたのだった。

大丈夫、きっとやりとげられる。

なかなかどうして、楽しいじゃねえか

さて、黙々と山を登っていったわけだが、序盤の時点で楽しい。イベントは全スキップ(RTAっぽい!)、いちごは勿論取らない(RTAっぽい!)、画面端で常に時間を刻むタイマー、同じところで死にまくって突破できないと焦る(RTAっぽい!)……

通常プレイの時とは違う楽しさがある。道中何度も道に迷い、道を覚えればもっと早くなるな… とか、ここスキップできないのかな… とかいろいろ考えていた気もする。

そして道中何度も死にながらなんとか山頂まで登りきった。

それでは……結果発表〜〜〜!!


Any%クリアです(言ってみたいだけ)。
デス: 362回
クリアタイム: 2:02:08.445

では完走の感想ですが…とても達成感がありました(小並)。
遅いか早いかとかそういうのはどうでもよくて、最後までやり遂げたこと(これは通常プレイのときにも感じたが)、自分でもRTAが出来たことにとても嬉しさを感じる。

感想書いて記事は完走とします

今まで見てるだけだったRTAを自分で走ったことでゲームの新しい楽しみ方を知れた。「2時間切りたいな、めっちゃ迷ったとこ少し覚えればいけるだろ!」と思ってその後もう一回走ったのだから間違いない。

ちなみに2回目の記録は
デス: 260
クリアタイム: 1:34:04.034
だった。

そして今のぼくは1時間半切りたいな…と思っている。無限ループって怖い。というか記事の下書き書いてる途中にまた走って1時間半切った。次の目標は80分かな?

まだ伸びる要素しかないから当たり前なのだが、成長しているのだ。上手くなっているのがタイムというわかりやすい形で見える。このゲームならデス数もそうだ。ぼくは音ゲーを好むが、高難易度譜面をクリアしたり、段位が上がったときはやはり楽しい。自分が上手くなっているのがわかるからだ。

RTA動画を見ると走者が必ずと言っていいほど視聴者にRTAを走ることを勧めてくる理由がわかった気がする。通常プレイとは違う別の楽しみ方が確かに存在する。音ゲーでフルコンを狙ったりするのとなんら変わりはないのかも。今まで斜に構えすぎていたのかもしれない…

ということでCelesteのおかげでRTAを走る楽しさを知ったという話でした。勿論通常プレイもとっても面白いし、お手軽RTAもできちゃうゲームCeleste、みんなもやろう!

ばいびー

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