#5 私の会社は遠方からフルリモートワークができます。そのために、オンラインでの採用方式がガラリと変わった話。
・・・すごく長いタイトルになってしまいました。
こんにちは。株式会社エグゼクティブのWebデザイナー、どいきみです。
弊社は遠方からでもオンライン採用面談と、フルリモートワークができます。
今回はオンライン採用のための新しい採用方式について、と
私自身が採用のための資料制作に携わった時のことについて掘り下げてみます。
弊社のオンライン採用について
弊社は2020年7月から、決められた出勤日もなく、出勤義務もない、永続的フルリモートワークを開始したことにより、採用に関しても完全オンライン採用となりました。
オンライン採用の問題点(以前までの)
数年前から遠方応募者のオンライン面談は行っていましたが、社長や人事担当の話では、直接会って話すのとは違い、お互いの雰囲気や人柄が伝わりにくいため、応募者と会社がマッチするかどうかが分かりにくいという課題があったようです。
そこで、この課題の解決方法として、
2021年7月より「相性」による採用方式に全面改良したのです。
「相性」による採用方式とは
まず、会社の良いところも悪いところも、正直に全部伝えて、相手からも同じように教えてもらい、お互い(会社⇆応募者)に「相性」を確認し合う、という弊社オリジナルの採用方式のことです。
これまでは事前にそういったことを伝える方法はなく、応募があれば→即オンライン面接をする、という流れでした。
「相性」による採用方式では、
1.弊社から応募者へ、弊社の資料と社長の挨拶動画を送信する
2.応募者が、弊社と相性が良いと思ったら、返信をもらう
3.お互いに「相性が良さそう」と思ったら、オンライン面談を行う
という手順を踏むようになりました。
「相性」による採用方式のために準備したもの
初めて「新しい採用方式」についての文章を読んだとき
私が携わったのは、1.「読むだけで、エグゼクティブとの相性が75%分かる」資料の制作です。
社長から、新しい採用方式についての文章が送られてきたとき、
「私には、この社長の意図を、資料で正しく伝える責任がある」と思いました。
例えば弊社には、子育てなどの事情で、フルタイムでは働きにくい人が働きやすくなるよう、以下のような制度があるのですが、
"ただし、これらの制度を利用できることが最大の入社理由である、と考える方には向いていません。当社はあくまでも「良いモノが売れる世界にしたい」会社であり、そこが最大の理由でないと続きません。"
と書かれていました。読む人によっては、この直接的な表現に焦点が当たってしまうかもしれない、と思ったのです。
資料作りで意識したこと
「この表現で応募者が尻込みしてしまったら、お互いにとって、非常にもったいない」と思い、資料を作る際は、以下のことをきちんと伝えられるよう、意識しました。
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◎弊社の理念や想い、カラーを正確に伝えること
◎弊社が大事にしてるのは「理念に共感してくれる人」「営業を通して自分自身が成長をしたいと考えている人」との「相性」だということ
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資料に書いてあること
「なぜ面接をやめ、相性確認のオンライン面談に切り替えたのか」
「なぜ『良いモノが売れる世界』に賛同する方と働きたいか」
「なぜ週3、在宅勤務でも無期雇用の正社員なのか」
「給与体型はどのようなものか」「教育制度はどのようなものか」
などがあります。
できるだけ項目ごとに分かりやすく、弊社の意図を正確に伝え、応募者の疑問や不安が少しでも解消するよう意識して制作しました。
新しい採用方式での採用実績について
新しい採用方式に変わってから、社長と応募者の間で、何度かメールでのやりとりを重ね、最終的には約1時間半の社長とのオンライン面談の時間を設定しています。
仕事について、自身の状況について、やりたいことについて、将来について、率直に意見を交わし、相互でお互いの相性を確認しているそうです。
フルリモート型の採用手法をとっていることと、全社全部門でテレワークを実施していることから、全国からの採用・勤務を実現、優秀な人財の採用につながっています。
例えば、パートナーの仕事の都合で地方に引っ越すが営業の仕事を続けたいと完全テレワークの当社に就職するなどがあり、現在、優秀な社員が首都圏以外(関西、信越、九州など)から、テレワークしています。
営業、フルリモートワークに興味がある方は、弊社の採用を覗いてもらえると嬉しいです。