テクノロジー万歳!
子供の頃
一時住んでた家は
大家さんの離れを改装した物件でした。
お風呂は大家さんの家族が入って後で
「お風呂どうぞ」
と言われてから入ってました。
電話も
「電話ですよ」
と呼ばれて母屋に行くスタイル。
(電話機は固定の黒電話でダイヤル回すやつ)
それでも
特に不自由を感じたことはありませんでした。
月日は流れ
仕事を始めた頃には
ファクシミリというものが出現。
それまで
離れた相手に
図形を説明したり書類を渡すには
直接会うか
郵送するしかなかったけど
ぴーっと送れるようになった。
その後
ポケットベルが登場。
それまで
お互いのタイミングで
電話をかけるしかなかったのに
電話して欲しいとかを伝えたり
メッセージが送れるようになった。
また
パソコン通信とかが
できるようになったのも
この頃だったような気がします。
そして
携帯電話の登場。
バブルな頃
インテリアの仕事をしてた僕は
不動産屋や建築会社の社長さんが
肩からかけるような電話や
車に固定された電話を貸してもらって
「いつか僕もこういうの持ちたい」
と憧れてました。
そして
電話はどんどん小さくなり
写メ等の新しい機能が次々増えて
みんなが携帯を持つ時代の到来。
僕もドコモの携帯買いました。
その頃
携帯電話料金はまだまだ高くて
仕事で使ってると
一ヶ月に10万円くらいのことも。
それから
iPhoneが登場。
Macユーザーの僕は
ソフトバンクに乗り換えて
電話番号が変わるのも気にせず!
iPhoneを手に入れました。
*当初はソフトバンクしかキャリアがなかったしナンバーポータビリティとかもありませんでした。
で
現在に至るというわけですね。
と
僕と電話
的な話を書いてみたのは
先日みかけた光景が印象深かったから。
同世代のひとと
電話の進化について話すとき
便利になった
というポジティブな意見と
昔は
もっとのんびりしてたのに
せわしなくなった
とか
管理されてるみたいで嫌だ
という
ネガティブな意見もあって
僕も
そうだよなと思うこともありました。
ところが
ある日
スマホのビデオ通話機能を使って
「手話」で
友人と楽しそうにおしゃべりしてる
女の子を見かけたとき
テクノロジーの進化っていいやん!
と素直に思ったんです。
ビデオ通話機能を開発した人は
手話で会話するのに使える
と考えたかどうかはわかりません。
でも
その機能を使って
ニコニコと楽しそうにしてる人がいる。
なんか
僕まで嬉しくなりました。
いつの時代も
昔は良かった
とか
いまどきの若者は
という人いますが
色んな意味で
良くなってる
と思うなあ。
何かの本に
現代に生きる僕たちは
徳川家康よりいい生活してる
と書いてあったけど
ホントそう思います。
黒電話からスマホまで
電話の進化を目の当たりにしながら
生きてこられて良かった。
いい時代を過ごさせてもらって
感謝です。