常識は疑うためにある?
ある漫画を読んでいたら、こんなシーンが出てきました。
それは「豆腐の消費量を増やすにはどうすればいいか?」というアイデアを考えるというもの。
僕は、商品やサービスのプロデュースもしてるので、すごく興味深かったです。その答えもなるほどなというものでした(漫画ですけど)
あなたなら、どんなアイディアを考えますか?
せっかくなので、豆腐業界の企画担当者になったつもりで考えてみてください。
では、シンキングタイム!
↓
↓
↓
何か浮かびましたか?
↓
↓
↓
シンキングタイム終了!
では回答(のひとつ)を紹介しましょう。
「新しい食べ方を考える」
とか
「豆腐ダイエットブームを仕掛ける」
とか
「主人公が豆腐屋のドラマを放映する」
とか
「豆腐のキャラクターや歌を作って子供に流行らせる」
とか
色んなアイディアが考えられます。みなさんはいかがでしたか?
でも、それらって、すでに業界で散々考えられてきたであろうことであり、革新的なアイデアとまではいきません。あくまでも常識の範囲内という感じ。
では、その漫画の中での「答え」は何だったのかと言うと
「食べない」
でした。
つまり、豆腐を「食べるもの」というところから離れて、何かの素材に使えないかという発想。食べる人や機会を増やすのではなく、豆腐を別に活用することで消費量を増やすということ。
(例えば建築資材に使うとか)
なんだ、そんなことか?ルール違反じゃないか?
と思う人もおられるかもしれませんが、アイデアを考えるときって、これくらいぶっ飛んだ発想が大事なんです。業界や自社の商品やサービスの常識を疑ってみる。
僕が、経験したことのない様々な業種や業態のクライアントさんの話を聞いて「じゃあ、こうすればいいじゃないですか」とアドバイスできるのは、そもそも業界の常識を知らないのとクライアントさんの話を疑ってかかってるから。
「商品力がない」
「他との明確な違いがない」
「人材が不足してる」
「安くしないと売れない」
「集客は難しい」
それって本当かな?とぜんぜん信じてない(笑)
逆に、何か面白い切り口や突破口があるはずだということだけは信じてます。
あなたも、仕事で悩んだり迷ったら「自分の売ってる商品やサービス」「業界の風習や常識」「自分の信じてるルール」なんかを疑ってみると、思わぬ解決策が浮かんだりするかもしれません。
何かの参考になったら嬉しいです。
今日も
おもしろタノシズムで!
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