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エクセルの式をよりきれいに、シンプルに

先の「I-Iメソッド」で、INDIRECT関数を使って、数式と参照範囲を分離するメソッドを紹介しました。

今回はそれをよりきれいに、シンプルに見せるやり方を紹介します。

エクセルの「数式」にある「名前の管理」を使います。

1)名前の列を範囲指定 ← 一番上のセルから Ctrl+Shift+↓キー ですね。
2)名前の管理を開く ⇨ 「新規作成」を押す 
3)名前のところに「名前」と入れて、OKボタン ⇨ 確認ウィンドウが出てくるので「閉じる」

4)同様に、順位の列を範囲指定して、名前の管理⇨新規作成⇨「順位」と名前をつける

以上で準備はOK。
順位を知りたい名前の横で以下のように打つ

=INDEX(順位, MATCH((知りたい名前), 名前, 0))

これできれいに、シンプルに数式がまとまりました。
「名前の管理」によって範囲に名前がつき、その名前を数式に直接使えば、範囲指定したのと同じになります。
しかもこちらは$マークとか必要なく、そのままドラッグコピーすれば良い。
名前の管理を開けば、今どんな名前付きの範囲があるかわかります。

この範囲がブックになっていれば、どのシートからでも使えます。

これはスマートにまとまりますが、名前の管理を開いて登録する手間がかかる。
よく使う参照列(特にシートをまたいで使うもの)は名前の管理に登録し、その場限りの参照であればINDIRECT、というような使い分けが良いでしょう。

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