EXCEL使い

EXCELを用いたデータ分析を生業としています。 週末はタウン探訪、博物館・美術館巡りを趣味とし、各地の地理や歴史に関心あり。 スマートライフを目指して活動中。

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マガジン

  • エクセル:ありがちな失敗

    エクセルでありがちな失敗とその回避策を実践的に理解します。

  • 上級エクセル使いへの道 ~ INDEX編

    特にエクセルで大規模なテーブル(ビッグテーブル)を使う人向けのヒント

最近の記事

我孫子〜佐倉

2019/7/28 13:11 台風もいつの間にか抜けて、午後はお約束のピーカン照り。 稲のみのりも大きくなってきた。 ここは手賀沼遊歩道入口手前の田んぼ。 自分なりの定点観測を持つと、季節が感じられておもしろい。 今日の手賀沼。 まだ台風の名残りか、少し濁って小さな波が立っている。 今日は、我孫子から佐倉を目指す。 途中千葉ニュータウンを通る。 遊歩道 周辺の草も伸びてきた。 残念ながらマナーの悪い人間がいるのか、ときどき犬の○ンが落ちていて、注意。 手賀沼東端。

    • 数字をだすのが怖い?!(3)

      エクセルでやりがちなミスとその回避策3弾目です。 1.範囲指定の不足や誤り 2.項目要素の不足・重複 3.平均値の出し方 4.平均の平均は、全体の平均にならない 5.伸長率・達成率での注意点(%の落とし穴) 3.平均値(計算値)の出し方 今回は店舗平均売上を考えてみたいと思います。 ↓下のダウンロード用ファイルを見てください。 これらの数字が各店舗の年度売上とします。 1行目にその年度の店舗平均売上を出したい。 それでまず浮かぶのは、=AVERAGE( )ですね。 例

      • 数字をだすのが怖い?!(2)

        さて、エクセルでやりがちなミスとその回避策2弾。 前回は1.についてやりました。4.、5.はすでに投稿済み。  1.範囲指定の不足や誤り 2.項目要素の不足・重複 3.平均値の出し方 4.平均の平均は、全体の平均にならない 5.伸長率・達成率での注意点 2.項目要素の不足・重複例えば店舗を縦に一覧で並べて、集計表を作るような場合。 この積み上げが全体の数字になるはずなんですが、なかなか合わない。 合わない原因は、なにかが抜けているか、ダブリがあるかですが、だいたいモレの

        • 数字をだすのが怖い?!(1)

          さて、これだけfactfulnessだ、DDMだと話題になっても、いざ自分が数字を出すとなると、結構怖いもの。 恐れるのは間違った数字を出してしまうことですね。 私の経験から、以下の5つが代表的なミスの原因です。 4.と5.はすでに書いた通りです。1~3について順に見ていきたいと思います。 1.範囲指定の不足や誤り 2.項目要素の不足・重複 3.平均値の出し方 4.平均の平均は、全体の平均にならない 5.伸長率・達成率での注意点 1.範囲指定の不足や誤り ビジネスレポー

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        • エクセル:ありがちな失敗
          5本
        • 上級エクセル使いへの道 ~ INDEX編
          4本

        記事

          ここのところ、立て続けにエクセルシリーズを書いています。 リアクションしてくれた方ありがとう。 エクセル記事は山ほどありますが、辞書的な使い方になりますよね。 実践のヒントになるよう読み物風にしてみました。できるだけサンプル付きで。 https://note.mu/exceller/m/m809020442663

          ここのところ、立て続けにエクセルシリーズを書いています。 リアクションしてくれた方ありがとう。 エクセル記事は山ほどありますが、辞書的な使い方になりますよね。 実践のヒントになるよう読み物風にしてみました。できるだけサンプル付きで。 https://note.mu/exceller/m/m809020442663

          %の落とし穴

          作表では、実績が出ると前期比や予算比など、%作りがメインといっても過言ではないでしょう。 しかしここに思わぬ落とし穴があります。 主な%として 1)売上構成比(営業利益率など) 2)予算達成率(対予算比) 3)伸長率(対前期比など) 4)増減率 などがあります。 このうち、売上構成比は特に問題ありません。 問題はそれ以外の指標で、分子と分母にマイナス値が付いた時です。 まずは下記のファイルをダウンロードしてみてください。 ダウンロードファイル↓ 売上構成比の場合は分

          %の落とし穴

          平均の平均は全体の平均ではない?

          今回はエクセル以前の話を。 まず下の教材ファイルをダウンロードしてみてください。 「平均単価」シートには、各店舗の顧客数、売上高、平均単価が載っています。 その表の上の方に、各列の平均値(つまり店舗平均値)が計算されています。 店舗平均顧客数は2,034人、売上は907万6千9百円。そして店舗の顧客単価の平均が4,829円。 これらはAVERAGE関数で簡単に出ます。 (一応セルを選択して数式を確認してみてください) しかしこれでレポート作りが終わったと思って提出すると、

          平均の平均は全体の平均ではない?

          SUMIFS関数かピボットか

          先の「エクセルで$マークを使いこなす」で紹介した 9割が解けなかったエクセルの入試試験問題 この2問目は"「SUMIFS関数」か「ピボットテーブル」の二択"とありますが、ビッグテーブルを対象に考えた場合、どうでしょうか。 実際に体験してその違いを見てみましょう。 上のファイルは店舗別の年間顧客数と商品購入数の表です。 顧客は男女区分と年齢区分がなされていて、全体で1万8千件以上の行があります。 まずは別シートに上記の表を作るとします。 =SUMIFS(合計する範囲,条

          SUMIFS関数かピボットか

          エクセルで$マークを使いこなす

          エクセルでWebで検索していたら、面白そうなページがありました。 9割の人が解けなかったエクセル入社試験問題 この中の第一問は$マークを付けるスキルを試しています。 ビッグテーブルを効率良く扱うために、私はこれをかなり多用します。 というのも、データが多いので コピペできる式を作る ⇨ それを大量コピペ のパターンですね。 ここで$マークの威力を実感してみましょう。 以下のリンクには、あるチェーン店舗の月次実績という想定でエクセルファイルが貼ってあります。 「実績04

          エクセルで$マークを使いこなす

          東京への道(我孫子から自転車で行く)

          通勤電車で通っていると、自分の住んでいるところと、職場とが地続きであるということがなぜか実感わきません。 「エリア探訪には自転車が良いと気が付いた」では、 "シーンの変化が自転車ではまさに爆発します。" と表現しました。 自転車を乗るようになって、まずは自宅から職場(駅でいうと東京駅)まで自転車で行ってみるということにワクワクした思い出があります。 曇り空の昨日(7/20)、そのよく通った道で久々に東京に行ってきました。 以下に東京までの道をバーチャルトリップでお楽し

          東京への道(我孫子から自転車で行く)

          エクセルの式をよりきれいに、シンプルに

          先の「I-Iメソッド」で、INDIRECT関数を使って、数式と参照範囲を分離するメソッドを紹介しました。 今回はそれをよりきれいに、シンプルに見せるやり方を紹介します。 エクセルの「数式」にある「名前の管理」を使います。 1)名前の列を範囲指定 ← 一番上のセルから Ctrl+Shift+↓キー ですね。 2)名前の管理を開く ⇨ 「新規作成」を押す  3)名前のところに「名前」と入れて、OKボタン ⇨ 確認ウィンドウが出てくるので「閉じる」 4)同様に、順位の列を範

          エクセルの式をよりきれいに、シンプルに

          I-Iメソッド(参照範囲外出メソッド)

          先の「ビッグテーブルに挑む3つの基本技」で、INDEX関数の活用がオススメと書きました。 今回それと組み合わせて使うと便利な関数を紹介します。 やや込み入ってきますが、「上級エクセル使い」への道ですのでついてきてください。 INDIRECT関数おさらいになりますが、INDEX関数の基本構造は、 =INDEX( ①所得したいデータ列, MATCH( 検索語, ②検索語を含む列, 0)) でした。参照範囲が①②と2つあります。 INDIRECT関数は文字列をアドレスと認識す

          I-Iメソッド(参照範囲外出メソッド)

          データの海を渡るには

          先の「ビッグテーブルに挑む3つの基本技」で使った名字ランキングデータなんですが、参考までにどうやって作ったかを紹介しますね。 元ネタはこれです。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~suzakihp/jun40.html これをカーソルでなぞります。 (といっても5,000行ありますから、右のスライダー使って下までいかないと大変ですよ) 念のため言うと、新順位のところにカーソルあててから、スライダーでページの一番下まで行き、Shift押しながら右端の枠

          データの海を渡るには

          ビッグテーブルに挑む3つの基本技

          ここ数年EXCELのビッグテーブルに仕事で立ち向かってきた私。 その中で備えるべき基本が3つ。 EXCELをツールに使っている人は、これらを使えると人生の何分の1かは時間をロスらないですむので、早めに手に馴染ませた方がお得です。 1.スクロールしない 2.関数ウィザードに頼らない(数式を使う) 3.VLOOKUPを使わず、INDEXを使う スクロールしないEXCELにはカーソルを光速でとばせる機能がついていて(要するにショートカットキーなんですが)、特にEXCEL固有

          ビッグテーブルに挑む3つの基本技

          たかが50km、されど50km

          先の記事「エリア探訪には自転車が良いと気が付いた」で、付近を乗り回すだけでは飽き足らず、と書いた。 実際、どのくらいの範囲で乗っていたのかというと、我孫子から銚子が80km強で最も長い。往復170kmを超えました。 その他では我孫子から鹿島神宮まで60km強。 筑波山まで約50km。 千葉駅までが約40km。 東京駅までが約35km だいたい50km圏内といったところでしょう。 往復だと100km圏内となります。 私の脚力では、信号の少ない郊外で平均時速15km(都心

          たかが50km、されど50km

          エリア探訪には自転車が良いと気が付いた

          人間、あることがきっかけでガラリとライフスタイルが変わるということはあるもの。 私の場合、ながらく夜型人間をやっておりました。 仕事が忙しかったというのもあるが、早く終わったら終わったで、千載一遇のチャンスとばかり、ネオンサインの海に溺れておりました。 自慢ではないが、年収のかなりの金額を酒に落とし、ついにはワインバーまで経営したこともあります。 そんな私が一転、今はすっかり朝型人間です。 簡単に言うと、自転車に乗るようになり、日照時間を有効に使いたいがために早起き

          エリア探訪には自転車が良いと気が付いた