エクセルで日付と曜日を同一セルに表する方法
日付と曜日を同一セルに表する方法
まとめ
・「表示形式」の設定で、日付と曜日を同一セルに一緒に表示できる。
・「セルの書式設定」(ctrl+1 又は 左クリック→F)を開き、「表示形式」タブの②「分類」でユーザー設定を選び、右上の「種類」欄に表示したい形式を入力する。
・ 6/16(木) なら m/d(aaa)
日程表作成に使われがちなエクセル
エクセルは表計算ソフトですが、「計算」が全くなく、単に「表作成」に使われる場合も多くあります。
特に、日程表。
それはそれで有効な使い方ですが、日付が「文字列」で入っている場合を散見します。
しかも、曜日が日付と別のセルになっていて、こちらも、当然文字列。
1日や2日ならともかく、多くの日付と曜日を、もし手入力していたら、とても時間がかかりま(曜日の間違いなどの誤入力もおきますので、チェックの時間と集中力も必要になります。)。
*正直、どうやって文字列で入れているか不明。頭にわざわざ「’」をつけてる?
日付は数値で入れるべき
早く・正確に入力でき、表示方法も簡単に変えられます。
曜日も一緒に表示できます。
曜日の間違いも間違いも生じません。
日付と曜日が別セルだと、表の幅を取りますが、一緒なら表の幅も狭められます。
エクセルで日付と曜日を同一セルに表示する方法
6/16(木) と表示させるには、
「セルの書式設定」(ctrl+1 又は 左クリック→F)を開き、
①「表示形式」タブの②「分類」でユーザー設定を選び、
③「6/16(木)」と表示させたいなら、右上の「種類」欄に
m/d(aaa)
と入れます。
大事なのは、aaa を3つ入れること。
これだけで、同一セル内に日付と曜日が一緒に表示されます。
6月16日(木) なら、
m”月”/d”日”(aaa)
6月16日(木曜日) なら(HPなどの読み上げ対応用)、
m”月”/d”日”(aaaa) *aが4つ
日程表の場合、
6月16日(木) より
6/16(木) の方がいいでしょう。
理由は2つ。
・幅が短くてすむ。
・変数(6と16と木)が目立つ。
「6月16日(木)」だと「月」と「日」がたくさん並ぶので、日付が埋もれて、ぱっと見、分りづらくなります。
変わらない情報が多いと、変わる情報が見つけづらくなります。
それだけ集中力が必要になる(=疲れて、ミスを起こしやすくなる)ということです
実際・・・
6/16(木) 6月16日(木)
6/17(金) 6月17日(金)
6/18(土) 6月18日(土)
6/19(日) 6月19日(日)
6/20(月) 6月20日(月)
6/21(火) 6月21日(火)
6/22(水) 6月22日(水)
6/23(木) 6月23日(木)
6/24(金) 6月24日(金)
6/25(土) 6月25日(土)
6/26(日) 6月26日(日)
文字ベタ打ちなので、ちょっと違うかもしれませんが、エクセル表だとどっちが見やすいか・・・人によると思いますが、私なら、断然左側です。
(外部に出すなら、右もありでしょう。)
年号も入れられます。
令和4年6月16日(木) なら
ggge"年"m"月"d"日"(aaa) です。
R4/6/16(木) なら
ge/m/d(aaa)
本記事最下部にサンプルファイルがあります。
ファイルをダウンロードして、該当のセルをコピーすれば、そのまま使えます。
この日付+曜日は、数値で扱われているので、文字列に比べ次のメリットがあります。
①一瞬で連続した日付を入れられる。
②一瞬ですべての日付の表示形式を変えられる。
③計算で扱える。
*①は文字列でも出来る場合もありますが、数値の方が応用度が高いです。
知っている人には「あたりまえ」のことですが、意外と知らない人も多いようです。
詳しくは、別記事にします。
また、「曜日だけ」表示することもできます。これも別記事にします。
10倍速くなるか?
1日だけなら、手入力でいいですが、複数日なら、断然速くなります。
ただし、いちいちやり方を調べていると、時間が掛かっちゃうでしょう。
【サンプルファイル】
使い方
「表示形式」のみをコピー。
フォントと文字サイズは後で修正してください。
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