#新年の挨拶ビジネス の仕方を身につけよう! #取引先 #お客様 に好印象!例文から #新年の挨拶ビジネスメール のマナーを学ぼう!
会社を経営している方であれば、毎年1月になると新年の挨拶に伺う事や、年賀状やメールで新年の挨拶をしたいと考えている人も多いです。しかし、ハガキやメールで新年の挨拶を行うのであれば、それぞれマナーをしっかり理解して文章を作る必要があります。
ビジネスで役立つ新年の挨拶の仕方について取引先やお客様へ送る際のマナーや挨拶の例文を紹介します。
新年の挨拶とは?
新年になると、毎年恒例で当たり前のように行う事が「新年の挨拶」です。そもそも新年の挨拶はなぜ行っているか理解している方はあまり多くないようです。本来、年が始まる際に各家庭にその年の年神様が訪れて、その神様に対して五穀農穣をお祈りしていました。
その年神様の「福」にあやかって、家族同士お祝いとして挨拶を行うようになったのが「新年の挨拶」の始まりだと言われています。
それから、家族同士だけではなく個人間・ビジネスシーンでも「新しい年になっても、いい取引をしてもらいたい」と願いを込めて挨拶を行うのが現在の新年の挨拶の習慣になりました。
新年の挨拶を送る目的とは?
新年の挨拶を送る目的は上記で記載したとおり、新しい年になっても良い取引をしてもらうようにと意味を込められて送ります。その他にも、以下の目的があります。
自分の会社を覚えてもらうチャンス
再び訪れて頂けるようにお願いする
ビジネスチャンスにつなげる
1年の中で大きなイベントとなる新年の挨拶では、これからもよろしくおねがいしますと願いを込めて、しっかりと会社をアピール出来るような挨拶の内容に出来るかどうかがポイントになります。
新年の挨拶の基本的マナー
ここで紹介する基本的なマナーは、最低限のマナーとなりますので必ずチェックしておいて下さい。ビジネスシーンでも欠かせません。新年の挨拶の基本的なマナーは以下のとおりです。
新年の挨拶の期限
新年の挨拶には期限があり、年賀状やメールを送るケースと直接お伺いをするケースで、挨拶のタイミングも事なります。多くの会社では、新年の三ヶ日を過ぎて営業をスタートさせます。
新年の挨拶をメールでするケース
新年の挨拶をメールで送るなら、遅くても新年の仕事初めの週に挨拶のメールを送るようにして下さい。メールを送る時期が早ければ早いほど他の会社との差別化にもつながるので、出来るだけ早く送る事がおすすめです。
年賀状を送る時期
年賀状は、出来れば1月1日に到着するように投函しておくのが基本的マナーです。12月15日~12月25日にはポストに投函出来るようにしておいて下さい。難しいなら遅くても1月7日までに到着するように出しておいて下さい。
年賀状を12月14日以前に投函してしまうと、普通郵便として受理されて年内に届いてしまうので出す時期に気をつけて下さい。
新年の挨拶を訪問して行う時期
新年の挨拶を訪問して行うなら、1月7日までに済ませて下さい。それが難しいなら小正月である1月15日までに挨拶回りを済ませておいて下さい。
新年の挨拶をメールで送るケースのマナー
新年の挨拶をメールで送る際のマナーは以下のとおりです。
新年の挨拶をメールで送る際の送付期限を守る事
一斉メール送信はNG。一人ひとり丁寧に送るようにして下さい。メール送信後は直接電話etcで話す機会に再度口頭で挨拶を伝える。
直接訪問で新年の挨拶をするケースのマナー
帯同してもらうべきか、上司へ確認を取る。
事前に営業開始日を聞き訪問のアポを取る。
挨拶で終わらせず、困っている事etcを聞き出し新規案件取得につながるような話を。
滞在時間は30分まで、ながく居座らないように。
新年の挨拶ではなく通常通りの訪問をするケースでも1月15日までは新年の挨拶をするように。
個人的なお客様に挨拶をするケースのマナー
基本的に個人的なお客様のケースでも、直接訪問、年賀状やメールで挨拶を行うケースのマナーは共通です。また、クーポンやお年玉くじのイベントをつけておくとお客様への集客効果が出ておすすめです。
忌み言葉は使用しない
新年の挨拶に限らず、結婚式やお葬式の際も同様、忌み言葉は縁起が悪いという印象をお客様へ与えてしまいます。使用しないように気をつけて下さい。
忌み言葉の注意点は「去年」という言葉には「去」という忌み言葉が混ざっている為、そういったケースでは「昨年」「旧年」と言い換えると良いです。
忌み言葉の例
去る
滅びる
絶える
衰える
失う
枯れる
倒れる
病む
賀詞
新年を祝う言葉で「賀詞」という言葉があります。年賀状やメールであれば、この賀詞という言葉を使用して下さい。代表的な言葉が「迎春」「賀詞」の2文字熟語ですが、実はこの2つは親しい方や後輩・部下etcへ向けた言葉です。
漢字1文字もしくは2文字の熟語は、目上の方へは使用してはいけない言葉です。目上の方には4文字の賀詞を使うようにして下さい。
謹賀新年
謹賀新春
恭賀新年
恭賀新春
新春来福
賀詞の注意点
賀詞は、主に年賀状に使う言葉です。メール挨拶の際に「謹賀新年」といった挨拶は違和感があります。メールであれば「あけましておめでとうございます」という書き方をして下さい。
他にも、「新年 あけましておめでとうございます」という言葉は「新年」「あけましておめでとうございます」どちらも同じ意味を持つので二重言葉となってしまいます。このケースでは「新年 おめでとうございます」もしくは「あけましておめでとうございます」どちらかを使うようにして下さい。
新年の挨拶をお客様に送る際の例文
新年の挨拶をお客様にメールで送る際の例文は以下のとおりです。
お客様へのメール例文
件名:謹んで新年のご挨拶を申しあげます。
●●株式会社
●●部
●●様
あけましておめでとうございます。株式会社●●の●●部、●●です。
昨年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。今年は昨年以上に●●株式会社の皆様のお役に建てるよう最大限努力をする所存ですので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。メールにて恐縮ではございますが、貴社ますますのご発展をお祈り申し上げ、年始のご挨拶とさせて頂きます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
~署名~
次に年賀状の挨拶例文は以下のとおりです。
お客様への年賀状例文
新年おめでとうございます
昨年中はご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます
本年もなお一層技術向上に努め、よりよいサービスを目指していく所存でございます
本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくおねがいいたします
新年の挨拶を仕方でお客様に好印象を!ビジネスマナーを守って円滑に!
年賀状は1年に1度の重要なイベントでもあります。この時期にきちんとお客様へ挨拶をして印象を更に良く、そして会社の宣伝がしっかりと出来るよう心がける事が大切です。ビジネスを円滑に進める為にもマナーを守って新年の挨拶を進めて下さい。