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Advanced Formula Environment | プログラムエディタのようにExcelの数式を入力

こちらの動画では、Excelアドイン Excel Labs に含まれる機能のひとつである Advanced Formula Environment のインストール方法と使い方について解説します。




ExcelにはブラウザのアドオンやゲームのDLCのように、機能を後付けで追加できるアドインという仕組みがあります。

様々なディベロッパーがアドインを提供しており、データ分析や財務管理に使うための機能などもあります。

Office アドインのストア画面


この中に Excel Labs というアドインがあります。

これはExcelに関する実験的な機能をアドインという形でMicrosoftが提供しているものです。


Excel Labs には複数の機能が含まれており、その中に Advanced Formula Environment という機能があります。

Excel Labs に含まれる『Advanced Formula Environment』


この Advanced Formula Environment ですが、以前は単独のアドインとして提供されていました。

それが先日 Excel Labs のアドインが登場したことで、Excel Labs の中に Advanced Formula Environment が統合された形です。



Advanced Formula Environment では大きく分けると以下のことを行うことができます。

  1. 数式の編集

  2. 関数やセル範囲を名前で定義


もちろん、この2つは Advanced Formula Environment がなくても Excel なら普通に行うことができます。

セルに数式を入力
セル範囲を名前で定義


しかし、セルや数式バーを使って数式を入力すると、インデントができないことなどから長い数式を作成するのが大変で、しかも読みにくい数式になりがちです。

セルに長い数式を入力すると読み解くのが大変


また、名前の定義にしても、セル範囲を定義するならまだいいですが、LAMBDA関数で自作の関数を定義する場合は、非常に小さい入力欄にLAMBDA~の数式を入力しなければいけません。

名前の編集ウインドウの参照範囲にLAMBDAの数式を入力


これらが、Advanced Formula Environment を使うと、数式を入力する場合には自動で改行やインデントがされることで長い数式であっても見やすくなり、

Advanced Formula Environment で数式を入力


LAMBDAによる関数定義も、専用の入力画面から簡単に行うことができます。

Advanced Formula Environment で関数定義



こちらの動画では、 Advanced Formula Environment を導入するための方法と、実際の使い方についてわかりやすく解説します。


動画で学べるExcelパワークエリ・パワーピボット



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