【エクセル パワークエリ】列名を指定せずにすべての列のデータ型をテキストに変更する方法【Excel Power Query】

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動画での解説

#27.すべての列のデータ型をテキストにする | Excelドカタの集会所

パワークエリを動画で解説

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Power Query でテーブルを取得した場合、基本的には列ごとにデータの型を設定する必要があります。

列のデータ型を変更するには、変更した列を選択した状態で、データ型のマークをクリックして表示されるリストから適切なデータ型を選択します。

この方法でテーブルのすべての列を同じデータ型に設定したい場合、列の数だけデータ型の選択を繰り返すことになり大変です。

そのため Ctrl + A ですべての列を選択してから、リボンのメニューでデータ型を一括で変更する、という方法をとったりします。

ただ、この方法もひとつ問題があります。

Ctrl + A ですべての列を選択してから、リボンのメニューからデータ型を一括変更したときに生成されるステップの数式は以下の通りです。

= Table.TransformColumnTypes(ソース,{{"列A", type text}, {"列B", type text}, {"列C", type text}, {"列D", type text}, {"列E", type text}})

数式を見るとわかりますが、各列の名前を個別に指定してデータ型をテキストに設定する、というものになっています。

このクエリで取得するテーブルの列構成が常に
『列A、列B、列C、列D、列E』
の５列であるなら問題ありませんが、クエリで取得するテーブルの列数が増えたり減ったり、列名が異なったりする場合、数式で指定する名前の列が存在しないことになりますので、このステップではエラーが発生してしまいます。

このように、それぞれの列名を指定した形でデータ型を設定する数式では、列構成が変動するようなテーブルに対応することができません。

そこで、列の名前を指定することなく、テーブルのすべての列を一括でテキストのデータ型に設定するためには、『変更された型』のステップのこの数式を、、、

【変更前の数式】
= Table.TransformColumnTypes(ソース,
{{"列A", type text}, {"列B", type text}, {"列C", type text}, {"列D", type text}, {"列E", type text}})

以下のように変更します。