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【エクセル パワークエリ】「重複の削除」で最後の行を残す方法 【Excel Power Query】


動画での解説



やりたいこと

Power Query の重複の削除という機能で、普通に使うと重複データの一番上の行が残るが、一番下の行を残したい


本文

EXCEL や Power BI の Power Query でよく使う機能のひとつとして重複の削除があります。


選択した列でデータが重複していた場合、1行だけ残して、あとは削除してくれる便利な機能です。

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このPower Queryの重複行を削除するという機能は、
重複行のうち最も上の行を残し、下の行をすべて削除する
という仕様になっています。



下の画像のように、取引日の列を選択してPower Queryで重複の削除を使うと、一番下のレコードが削除されます。

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では最後の行を残して、重複する上の行を削除したい場合。

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例えば、登録日降順ソートしてから、取引日重複行を削除すれば、古い登録日が一番上にくるので、古い登録日の重複行が消える、ような気がするのですが、実はそうはなりません。

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クエリでソートするのではなく、EXCELシートにある元データを降順ソートしてからクエリに取り込んで重複行を削除すれば、ちゃんと最後の行を残すことはできます。

しかし、それではクエリを使って加工を自動化している意味がありませんし、なにより、元データはいじりたくはありません。

そこで、クエリの数式バーのコードにほんのちょっと手を加えます。


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