🎉Part2 公開🎉【Excel パワークエリ動画解説】テーブルを(無理やり)パラメーターにしてカスタム関数クエリを作成する

2024年12月25日 19:25

こちらの動画では、Power Queryでテーブルを引数にしたカ
スタム関数クエリを、パラメーター化したサンプルをもとに作成する方法について解説します。

Excelのパワークエリでは、指定したデータを加工するための通常のクエリのほかに、なんらかの値を引数とした関数クエリを作成することができます。

パワークエリで関数クエリを作成するときには、

① パラメーターを使わない関数クエリ
② パラメーターを使う関数クエリ

のどちらかを作ることになります。

『① パラメーターを使わない関数クエリ』は、関数クエリが単体で存在するのに対し、

『② パラメーターを使う関数クエリ』は、パラメーターとなる値をサンプルにして通常のクエリがあり、その通常クエリと同期する形で関数クエリが存在します。

『② パラメーターを使う関数クエリ』を作成するメリットは、関数クエリを直接編集するのではなく、通常のクエリの方で編集することができる点です。

関数クエリによるデータの加工の処理を後から修正することが想定されるのであれば、『② パラメーターを使う関数クエリ』にしておくと、通常のクエリでステップを変更するだけで関数クエリの修正を行うことができます。

『② パラメーターを使う関数クエリ』を作成するためには、当然ですが関数クエリの引数のサンプルになる値をあらかじめパラメーターに設定しておかなければいけません。

ところが、ここで一つの問題があります。

それは、パワークエリでは構造化データをパラメーターにできない、という点です。

パワークエリでパラメーターに設定できる値はスカラー値だけなので、テーブルやリストやレコードといった構造化された値はパラメーターにできません。

テーブルを引数にした関数クエリを作成する必要があるが、後になって関数クエリの修正がしやすいようにパラメーターを使う関数クエリにしたい。

でも、テーブルをパラメーターにはできないため、引数がテーブルである限りパラメーターを使わない関数クエリにせざるを得ない、ということです。

それでも、関数クエリの修正がしやすいように、通常のクエリと同期する『② パラメーターを使う関数クエリ』をなんとか作成したい。

そこでこちらの動画では、かなり無理やりなやり方にはなりますが、テーブルを引数にした関数クエリでも、パラメーターありで作成する方法について解説します。

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