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信用関係と信頼関係

「信用」
①人の言動や物事を間違いないとして、受け入れること。
②間違いないとして受け入れられる、人や物事のもつ価値や評判。
③(credit)給付と反対給付との間に時間的なずれのある取引を成立させる信頼。

「信頼」
ある人や物を高く評価して、すべて任せられるという気持ちをいだくこと。
(類義の語に「信用」があるが、「信用」はうそや偽りがなく確かだと信じて疑わない意を表す。それに対して「信頼」は対象を高く評価し、任せられるという気持ちをいだく意を表す)

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上記が「信用」と「信頼」の意味です。正直、これを読んでもピンときませんが(笑)

ここからは私が感じている「信用」と「信頼」です。

「信用」信じて用いる。
それを成し遂げる知識やスキルを持ち合わせているか、その人の能力に対して使われる。

「信頼」信じて頼る。
自分の背中を預けられるほどの精神的な結び付き。絆。

信頼関係という表現は使われますが、信用関係という表現はほぼ使われません。

信用関係で成り立っているのではないかと思える組織があります。
人と人との繋がりではなく、タスクのやり取りで繋がっている。
コロナ禍になりコミュニケーションの量が減りました。仕事の依頼もメールやチャットで交わされ、心を通わせることが難しいのが現状です。

10,000円札は、皆が10,000円だと信じて使っているから成り立っています。

極端なことを言えば、信じてお互いを使い合う組織です。それを否定する気はありません。

でも、業績が良いときは信用関係で成り立っていても、業績が悪くなると信頼関係が必要になってくる。私はそう感じています。

苦しい状況になったときに一丸となって乗り越える。そうなるためには絆が大事です。
だから状況の良いときにこそ関係構築に注力しなければなりません。状況が悪くなってからでは遅いのです。

自己探索の旅はつづく・・・
Insight Journey continues・・・

Vol.0946/2022年12月7日に配信したメルマガを加筆・修正したものです。
配信されたメルマガでは他にも「ワークショップDesign」「連続講座を終えて」について書いています。メルマガにご登録いただければバックナンバーをお読みいただけます。


< 編 集 後 記 >

食事を共にすることで段々と絆が深まることがあるとわたしは思っています。まだお互いよく知らない間柄でも一緒に美味しいものを食べ語り合うことで、距離が縮まっていくこともあると思うのです。

信頼を寄せる仕事仲間と酒を酌み交わす…。
苦楽を共にした親しい仲間のことを、同じ釜の飯を食った仲なんて、いまはもう言わないのかもしれません。長引くコロナ禍で職場の人たちとの会食の機会も減ってしまったかもしれませんしね。

 美味そふな 寒鰤みつけし 懐ふ顔

美味しいお酒と肴を用意して久しぶりにかつての戦友に連絡してみましょうかね。

ともつま編集長



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