【活動報告08】”LivingAnywhere”な生活:隅田川ウォーキング5日目;最終日
7月23日作成
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
LAC(LivingAnywhere Commons)を活用する目的は、
荒川・隅田川・神田川の水辺ウォーキング
荒川・隅田川でのカヤック一人旅
です。
水辺ウォーキングをしながら、川沿いの河川施設を中心に見学を行います。
また、カヤック一人旅の下見も兼ねています。
カヤックを川へ降ろせる地点や、漕いだ後に陸へ上がる地点を見出すのも、大事なミッションとなります。
さらに、美味しい酒と肴があれば、ぶらりと店に寄ってみて、特に筆者が大好きな日本酒を堪能しつつ取材したいと考えております。
1.隅田川ウォーキングルート・日程
東京都の下町を流れる隅田川を、起点である岩淵水門をスタート地点として、右岸・左岸(*)交互に歩きながら、河口(東京湾)へ向かって歩きます。
*右岸:上流から下流側を見て右側の河岸
*左岸:上流から下流側を見て左側の河岸
1-1.隅田川の概要
隅田川は、東京都北区にある岩淵水門を起点とします。
東京の東部低地帯の沿川7区(北区、足立区、荒川区、墨田区、台東区、中央区、江東区)を南北に流れ、東京湾に注ぎます。
荒川水系の一級河川であり、東京都が管理をしています。
流路延長は、23.5km。
流域面積は、上流部の新河岸川を合わせて690.3㎢。
流域人口は、全体で約300万人に達します。
隅田川は、世界でも類を見ない大都市の中心部を流れる都市河川です。
1-2.隅田川ウォーキングルート図
隅田川の起点である岩淵水門を出発し、河口にあたる築地大橋まで歩きます。
基本的に隅田川の水辺を歩きますが、水辺に近づけない箇所もいくつか存在します。
その際は、仕方ないので、川から少し離れた道を歩きます。
1-3.隅田川ウォーキング日程
隅田川ウォーキングの日程ですが、6~7月の暑い日中を歩きますので、自身の年齢も考え、5回に分けて歩く予定です。
隅田川を歩きながら、寄り道を意図的に行うつもりですので、ゆったりとした日程を組みます。
1日目:岩淵水門から石神井川河口部までの区間:2022年6月25日
2日目:石神井川河口部から千住大橋までの区間:2022年6月27日
3日目:千住大橋から吾妻橋(浅草)までの区間:2022年7月8日
4日目:吾妻橋(浅草)から日本橋川河口までの区間:2022年7月9日
5日目:日本橋川河口から築地大橋(隅田川河口)までの区間:2022年7月10日
意外と予定通りに進捗することができました。
2.1日目:岩淵水門から石神井川河口までの区間:2022年6月25日
1日目の隅田川ウォーキングの様子は、下記の記事をご覧ください。
3.2日目:石神井川河口から千住大橋までの区間:2022年6月27日
2日目の隅田川ウォーキングの様子は、下記の記事をご覧ください。
4.3日目:千住大橋から吾妻橋(浅草)までの区間:2022年7月8日
3日目の隅田川ウォーキングの様子は、下記の記事をご覧ください。
5.4日目:吾妻橋(浅草)から日本橋川河口までの区間:2022年7月9日
4日目の隅田川ウォーキングの様子は、下記の記事をご覧ください。
6.5日目:日本橋川河口から築地大橋(隅田川河口)までの区間:2022年7月10日
5日目は、日本橋川河口から築地大橋(隅田川河口)までを歩きます。
隅田川ウォーキングの最終日となります。
5日目のルートは、下図の通りです。
6-1.日本橋川河口(にほんばしがわかこう)
日本橋川河口については、前回【活動報告7】でも触れました。
今日は、日本橋川河口をスタートし、隅田川の右岸を引き続き下流側へ向けて歩きます。
6-2.隅田川第32橋:永代橋(えいたいばし)
次に現れるのは、永代橋です。
車線は片側2車線に歩道があります。
永代橋を隅田川右岸下流側から見ますと、こんな感じです。
隅田川の橋の中で、
男性的な橋は、永代橋
女性的な橋は、清洲橋
といわれています。
筆者が好きな橋は、永代橋です。
アーチ橋は、隅田川に架かる橋の中に幾つもありますが、永代橋の曲線美が一番だと感じます。
永代橋を後にし、下流へ向かいます。
6-3.隅田川第33橋:中央大橋(ちゅうおうおおはし)
次に現れるのは、中央大橋です。
車線は、上流側1車線、下流側2車線の計3車線に広い歩道があります。
中央大橋を後にし、下流へ向かいます。
6-4.亀島川河口(かめしまがわかこう)
次に現れるのは、亀島川河口です。
亀島川は、日本橋川から分かれ、隅田川右岸に注ぐ川です。
日本橋川との分流部には「日本橋川水門」
隅田川との合流部には「亀島川水門」
が設置され、高潮から守られた川となっています。
6-4-1.霊岸島水位観測所(れいがんじますいいかんそくしょ)
亀島川河口上流側に、霊岸島水位観測所があります。
逆三角錐のモニュメントのある施設です。
霊岸島水位観測所の零位は、A.P.0mと表記します。
(エーピーゼロ、A.P.は、Arakawa Peilの略、Peilはオランダ語で「水準」「標準」の意)
6-4-2.亀島川水門(かめしまがわすいもん)
亀島川河口部に亀島川水門が設置されています。
上記でも触れましたが、亀島川水門は高潮対策が目的で建設されました。
6-4-3.江戸湊跡
江戸時代、この地に江戸湊がありました。
それを表す碑が立てられています。
案内板の記載内容を引用しますと、
慶長年間江戸幕府がこの地に江戸湊を築港してより、水運の中心地として江戸の経済を支えていた。
昭和11年まで、伊豆七島など諸国への航路の出発点として、にぎわった。
亀島川河口を後にし、隅田川を家流へ向かいます。
6-5.隅田川第34橋:佃大橋(つくだおおはし)
次に現れるのは、佃大橋です。
車線は、片側3車線に歩道があります。
佃大橋を後にし、下流側へ向かいます。
6-6.隅田川第35橋:勝鬨橋(かちどきばし)
次に現れるのは、勝鬨橋です。
勝鬨橋のすぐそばまで近づきますと、カヤックの乗降口として利用できるポイントを見つけました。
階段もありますし、助かります。
この辺りの川の水位は、海の潮位と同じになります。
したがって、時間帯により水位が異なり、引き潮時には水面と水辺遊歩道との高さの差が大きくなります。
しかし、階段がありますと、引き潮時でも容易に上がることができそうです。
勝鬨橋の車線は、片側3車線に歩道があります。
勝鬨橋を右岸から左岸へ渡り、隅田川を下流へ向かいます。
隅田川左岸を下流へ向かう途中、対岸(右岸)に築地市場の解体後の姿が見えます。
おそらく、スーパー堤防が造られ、その上にホテルなどの商業施設等が建築されるものと思われます。
6-7.隅田川第36橋:築地大橋(つきじおおはし)
次に現れるのは、隅田川河口に相当する築地大橋です。
同時に、今回の隅田川ウォーキングのゴール地点でもあります。
車線は、片側2車線に広い歩道があります。
築地大橋から下流側を撮影しました。
東京湾です。
築地大橋を左岸から右岸へ渡りますと、浜離宮公園が現れます。
6-8.レインボーブリッジ
築地大橋を渡り、築地川沿いを歩きながら東京湾の方向を見ますと、レインボーブリッジが見えました。
東京港の玄関口です。
築地川沿いを歩きながら、隅田川ウォーキングは終了です。
7.まとめ
以上、
日本橋川河口
隅田川第32橋:永代橋
隅田川第33橋:中央大橋
亀島川河口
隅田川第34橋:佃大橋
隅田川第35橋:勝鬨橋
隅田川第36橋:築地大橋
レインボーブリッジ
と、隅田川を歩いてきました。
6月下旬と7月上旬の5日をかけて、隅田川起点である岩淵水門から隅田川河口である築地大橋まで歩きました。
炎天下ということもあり、軽い熱中症になりましたが、隅田川に架かる全ての橋を写真撮影できたことは、大きな収穫でした。
次は、いよいよカヤックでの隅田川下りとなります。
実行日は、カヤックの修理もありますので、8月下旬頃に設定します。
2日かけて、川下りする予定を立てました。
途中の中継点は、千住大橋にする予定です。
その前に、8月5日~10日にかけて「LAC横瀬」に宿泊し、荒川上流部ウォーキングを実施したいと考えています。
もちろん、カヤックでの荒川下りの下見となります。
隅田川ウォーキング最終日となりましたので、宿泊拠点である浅草に戻り、飲み歩こうと思います。
一人で「乾杯」