【活動報告02】メタバース:ワールド構築へ向けてスポンサー候補企業へのプレゼン準備
2022年7月25日作成
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
「メタバースによるまちづくり」に至った経緯につきましては、下記の記事をご覧ください。
1.メタバースにおけるプラットフォーム・制作企業の選定
前回の活動報告では、「メタバース霊岸島」の制作において、
プラットフォームの選定:DOOR、cluster
ワールド制作企業の選定:キャドセンター
資金作成取組開始
について活動報告をしました。
その活動内容については、下記の【活動報告01】をご覧ください。
2.スポンサー候補企業へのプレゼン準備
「メタバース霊岸島」構想を実現するために、筆者は既に霊岸島内にある主だった企業に対して渉外を始めています。
2-1.交渉方針検討
特に大手企業に対しては、光と風の研究所:堀内社長を通してコンタクトを取ることができ、「メタバース霊岸島」構想について概要説明をしております。
次なる大手企業との交渉において、実際にメタバースによる街づくり空間事例を紹介する必要があると考えました。
そこで、メタバースにおけるまちづくり制作会社である株式会社キャドセンターの技術協力により、プレゼンに備える方針を立てました。
2-2.株式会社光と風の研究所:堀内氏と検討
堀内社長と会議を行い、プレゼン内容の検討を行いました。
また、株式会社キャドセンターの清水氏にも参加してもらい、メタバース制作の技術力を、堀内社長に対してプレゼンしてもらいました。
ちなみに、「バーチャル秋葉原」は、キャドセンターが制作しています。
また、丸の内周辺の街並みを完全再現した3D都市データ「街バース」の提供開始(2022年6月15日)も行われました。
これらの制作実績により、「メタバース霊岸島」の制作は、技術的には可能であることを共有しました。
2-3.「メタバース霊岸島」の進め方
「メタバース霊岸島」の制作を、下記の順番で進めていく予定です。
第1段階:霊岸島周辺の川沿い空間を、バーチャルで再現
第2段階:水辺遊歩道の設置
第3段階:スポンサー企業の社屋制作・広告看板設置
第4段階:アバターにて水辺遊歩道を散策(特に周辺住民)
第5段階:和船による河川観光
第6段階:バーチャルイベント開催
・住民説明会:水辺遊歩道のリアル設置
・水辺のコンサート第7段階:決済機能追加
・バーチャルアイテム販売
・イベント入場券第8段階:江戸時代の街並みを一部再現(特に江戸湊)
2-4.スポンサー企業に対するメリット創出
「メタバース霊岸島」の制作には、スポンサー企業による資金提供が欠かせません。
そのためには、スポンサーになっていただくだけのメリットを享受していただくことが必要です。
スポンサー企業のメリットとして、上記でも触れましたが、
スポンサー企業の社屋制作・広告看板設置
バーチャル河川空間沿いの動画看板におけるスポンサー企業の宣伝
イベント開催時におけるスポンサー企業の宣伝
などを検討し、スポンサー候補企業へ打診します。
3.メタバース関連技術の学習
上記内容と比較して、大きく次元が下がりますが、筆者自身が最低限度のメタバースに関連する技術を、交渉と並行して学習します。
3-1.メタバース関連書籍
メタバース関連の書籍を読みながら、周辺知識を増やしていきます。
これまで読んだ書籍は、
3-1-1.「メタバース進化論」
バーチャル美少女ねむ著「メタバース進化論」です。
この書籍は、メタバースのプラットフォームである
VRChat
Neos VR
cluster
バーチャルキャスト
について、わかり易く解説しています。
この書籍内容により、「メタバース霊岸島」のプラットフォームをclusterに決めました。
3-1-2.「メタバース未来戦略」
最近、発行された書籍で、メタバースのビジネスチャンスや始め方、メタバースの未来をわかり易く解説しています。
3-2.Unity関連書籍
自身でも、ワールド制作(まちづくり)したいと思い、学び始めました。
3-2-1.「Unityでつくる建築VR入門」
親切丁寧に解説してくれますので、ゲーム制作の方法をわかり易く学ぶことができます。
3-2-2.「Unity超入門」
こちらも大変分かり易い教本です。
3-3.cluster関連
まだ、ワールドに入って、楽しんでいる段階です。
これからワールド制作に取り組みます。
4.まとめ
以上、
メタバースにおけるプラットフォーム・制作企業の選定
スポンサー候補企業へのプレゼン準備
メタバース関連技術の学習
について活動報告しました。
スポンサー候補企業に対するプレゼンは、慎重に準備を重ねて行う予定です。
自身の学習については、もう少しピッチを上げて取り組みます。
少なくとも、小さな規模(メタバース霊岸島の一部)になったとしても、見せれるものを制作したいと考えております。