【活動報告05】”LivingAnywhere”な生活:隅田川ウォーキング2日目
7月2日作成
本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
LAC(LivingAnywhere Commons)を活用させていただく目的は、【実験計画書】にも記しましたが、
荒川・隅田川・神田川の水辺ウォーキング
荒川・隅田川でのカヤック一人旅
です。
水辺ウォーキングをしながら、川沿いの河川施設を中心に見学を行います。
また、カヤック一人旅の下見も兼ねています。
カヤックを川へ降ろせる地点や、漕いだ後に陸へ上がる地点を見出すのも、大事なミッションとなります。
さらに、美味しい酒と肴があれば、ぶらりと店に寄ってみて、特に筆者が大好きな日本酒を堪能しつつ取材したいと考えております。
1.隅田川ウォーキングルート・日程
東京都の下町を流れる隅田川を、起点である岩淵水門をスタート地点として、右岸・左岸(*)交互に歩きながら、河口(東京湾)へ向かって歩きます。
*右岸:上流から下流側を見て右側の河岸
*左岸:上流から下流側を見て左側の河岸
1-1.隅田川の概要
隅田川は、東京都北区にある岩淵水門を起点とします。
東京の東部低地帯の沿川7区(北区、足立区、荒川区、墨田区、台東区、中央区、江東区)を南北に流れ、東京湾に注ぎます。
荒川水系の一級河川であり、東京都が管理をしています。
流路延長は、23.5km。
流域面積は、上流部の新河岸川を合わせて690.3㎢。
流域人口は、全体で約300万人に達します。
隅田川は、世界でも類を見ない大都市の中心部を流れる都市河川です。
1-2.隅田川ウォーキングルート図
隅田川の起点である岩淵水門を出発し、河口にあたる築地大橋まで歩きます。
基本的に隅田川の水辺を歩きますが、水辺に近づけない箇所もいくつか存在します。
その際は、仕方ないので、川から少し離れた道を歩きます。
1-3.隅田川ウォーキング日程
隅田川ウォーキングの日程ですが、6~7月の暑い日中を歩きますので、自身の年齢も考え、5回に分けて歩く予定です。
隅田川を歩きながら、寄り道を意図的に行うつもりですので、ゆったりとした日程を組みます。
1日目:岩淵水門から石神井川河口部までの区間:2022年6月25日
2日目:石神井川河口部から千住大橋までの区間:2022年6月27日
3日目:千住大橋から吾妻橋(浅草)までの区間
4日目:吾妻橋(浅草)から日本橋川河口までの区間
5日目:日本橋川河口から築地大橋までの区間
あくまでも予定ですので、早くなるか?遅くなるか?歩いてみないとわかりません。
2.1日目:岩淵水門から石神井川河口までの区間:2022年6月25日
1日目の隅田川ウォーキングの様子は、下記の記事をご覧ください。
3.2日目:石神井川河口から千住大橋までの区間:2022年6月27日
2日目は、石神井川の河口から千住大橋までを歩きます。
2日目のルートは、下図の通りです。
3-1.石神井川河口
石神井川は、隅田川右岸に合流します。
前回は、岩淵水門からここまで歩きました。
次の橋は小台橋になりますが、ここから隅田川右岸を歩いて向かいますと、川沿いを歩ける道はありません。
仕方がありませんので、川から少し離れた道を歩いて小台橋に向かいます。
3-2.隅田川第6橋:小台橋(おだいばし)
隅田川第6橋は、「小台橋」です。
車道は、片側1車線に歩道があります。
小台橋:上流側歩道の中央から右岸上流側を見ますと、荒川遊園地が見えます。
小台橋を後にし、隅田川左岸を下流へ向けて歩きます。
しばらくは川面を眺めながら歩くことができます。
しかし、途中から堤防に阻まれ、水面を見ることはできません。
3-3.隅田川第7橋:尾久橋(おくばし)
しばらく歩きますと、隅田川第7橋である「尾久橋」が現れました。
車道は、片側3車線に歩道があります。
3-4.隅田川第8橋:日暮里・舎人ライナー隅田川橋梁(にっぽり・とねりライナーすみだがわきょうりょう)
尾久橋に隣接して、隅田川第8橋である日暮里・舎人ライナー隅田川橋梁(鉄道橋)があります。
日暮里・舎人ライナーの足立小台駅が、隅田川左岸堤防上に設けられています。
尾久橋を左岸から右岸へと渡り、右岸を少し歩いたところで、後ろを振り返り写真撮影
右岸沿いに下流へ向かって歩いていますと、堤防に蔦を這わせている箇所がありました。
コンクリートむき出しよりも、この方が見栄えがします。
3-5.隅田川第9橋:尾竹橋(おたけばし)
次に現れたのは、隅田川第9橋である「尾竹橋」です。
車道は、片側1車線に自転車専用車線、歩道があります。
尾久橋を右岸から左岸へ渡り、下流へ向けて歩き出します。
隅田川左岸を歩いている際の光景です。
途中から、堤防の外側を歩かなければならない区間が続きます。
途中、隅田川の水辺遊歩道が未整備な地点に出くわし、隅田川から少し離れます。
3-6.隅田川第10橋:京成本線隅田川橋梁(けいせいほんせんすみだがわきょうりょう)
次に現れたのは、京成本線隅田川橋梁(鉄道橋)です。
川沿いを歩けない区間となりますので、堤防の外(街側)からの撮影となります。
京成本線橋梁を潜り、少し下流側へ歩きますと、再び堤防内(川側)に出ることができます。
3-7.隅田川旧防潮堤
次に現れたのは、「隅田川旧防潮堤」です。
そこに案内文がありましたので、引用します。
東京都の東部低地帯には、およそ三百万人の都民が生活し、莫大な資産が集積しています。
また、この地域は軟弱な沖積層に厚くおおわれ、大半が海面下となっているため、昔から多くの水害を被ってきました。
東京都は、この地域を高潮や洪水から守るため、昭和三十二年から防潮堤や水門の建設に着手し、隅田川の防潮堤は昭和五十年度に概成しました。
この防潮堤が完成して以降、水害は発生することなく、地域の安全に大きく寄与してきました。
現在、隅田川ではより安全で環境にも配慮したスーパー堤防の整備を進めており、この千住大橋においても平成二十九年三月に完成を迎えました。
このスーパー堤防の完成にあたり、これまで幾多の台風、豪雨から地域を守ってきた旧の防潮堤を後世に伝えるため、その一部を保存するものです。
平成二十九年三月
東京都建設局
3-8.大日本大河覧
「隅田川旧防潮堤」を後にし、隅田川左岸を少し下流側へ歩きますと、堤防内側(川側)に「大日本大河覧」なるものが、描かれていました。
川の番付表です。
東西の三役だけ記しますと、
【東方】
大関 山城 加茂川
関脇 山城 淀 川
小結 信州 木曽川
【西方】
大関 遠州 大井川
関脇 築後 筑後川
小結 仙基 大隅川
だそうです。
基準がよくわかりません。
この番付は江戸期の作らしいですが、明確な年号は不明です。
江戸大川橋(吾妻橋)が1774年の架橋ですから、江戸後期の作らしいです。
3-9.隅田川第11橋:千住大橋(せんじゅおおはし)
本日のゴール地点である千住大橋に到着しました。
実は、千住大橋のすぐ手前に水道橋と思われる橋がありますが、カウントには入れないことにしました。
車線は片側2車線に自転車道、歩道があります。
千住大橋の橋詰に、カヤックの乗り降りに相応しいポイントを見つけました。
「カヤック一人旅」の1日目は、岩淵水門から千住大橋で決定です。
4.まとめ
以上、
石神井川河口
隅田川第6橋:小台橋
隅田川第7橋:尾久橋
隅田川第8橋:日暮里・舎人ライナー隅田川橋梁
隅田川第9橋:尾竹橋
隅田川第10橋:京成本線隅田川橋梁
旧隅田川防潮堤
大日本大河覧
隅田川第11橋:千住大橋
と隅田川沿線を歩いてきました。
前回よりもやや早い時間帯に歩いたこともあり、写真写りがさほど暗くならずに済みました。
しかし、炎天下を歩いたので、かなりばて気味。
居酒屋に入り、飲んだくれる予定でしたが、その元気も無し。
まっすぐ宿泊地(LAC浅草)に戻ることにしました。
次回までに基礎体力をつけて臨むことにします。
次回は、千住大橋から吾妻橋(浅草)まで歩く予定です。
今度こそ、歩いた後は、飲んだくれる予定です。
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