【詩】毒 (ポイズン)

毒  ポイズン

毒、と聞けば誰もが眉をひそめる
危険、恐怖、破壊...
それが毒の持つイメージだ。

けれど、本当にそれだけだろうか？

目には見えない微細な一滴、
触れただけで命を奪う力

その危うさが、逆に人を惹きつける。
美しい花の根に潜む毒...

光る液体の中に潜む罠。
毒は常に魅力と隣り合わせだ。

蛇の牙に秘められた猛毒は、
人を倒す矢となる。

だが同時に、それを薬として操る者もいる。
毒と薬、紙一重の境界線。

それを超えるかどうかは、
使う者次第だ...

そして思い出してほしい。
この世界は毒に満ちている。

空気の中にも、食卓の上にも、
さらには心の中にさえ...

毒の正体は、時に分からないもの。
甘い言葉に潜む毒

魅惑の香りに忍び寄る危険
それでも人は、そこに惹かれる...

毒は怖い...でも美しい。

その危険を知るからこそ
扱う手は慎重になり

新しい世界を知る扉が開く...

さあ、毒の世界へ足を踏み入れてみよう

それは危険でありながら、
魅惑に満ちたもう一つの真実の世界だ...

By MakoCafe

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