【詩】深夜の宴🍻
真夜中の鐘が鳴り響く
古びた館に幽霊たち
その夜もまた、パーティーを開く
誰も知らない、秘密の宴
幽霊たちはドレスアップして
お互いに挨拶を交わす
「お前、まだその鎖持ってるのかい?」
「もちろんさ、ファッションの一部だよ!」
風が吹き、ドアが勝手に開く
「おや、新入りが来たようだ」
若い幽霊が怯えながら
「ここが幽霊の社交場?」
古い肖像画が笑い声を上げる
「お前、初めてか?大歓迎だ!」
カボチャのランタンが光り輝く
「さあ、ダンスの始まりだ!」
骨だけのバンドが音楽を奏で
骸骨がワルツを踊る
「足が取れたぞ、返してくれ!」
「ごめん、つい踏んでしまった!」
ヴァンパイアがワインを片手に
「これ、血じゃなくてトマトジュースさ」
ゾンビがゆらゆら歩いてくる
「おや、腕が落ちちゃったよ」
夜が更け、パーティーは続く
幽霊たちの笑い声が響く
怖さも忘れるこの宴
古びた館の、幽霊たちの夜
By MakoCafe
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あとがき
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