【詩】肉じゃが
あの日の肉じゃがの味
もう一度味わいたくて...
何度も作ってみるけれど
何かが足りない、そんな気がする
玉ねぎは甘く、じゃがいもはほくほく
醤油の香りが部屋中に広がって
けれど、あの時の深い味わいが
どこか遠くで手招きしている...
母さんが作ってくれたあの肉じゃが
「何が入ってるの?」って聞いても
「秘密よ」って笑ってたっけ
その笑顔が、今でも浮かぶ
もう母さんは作れないけれど
あの味は、きっと記憶の中で
ずっと温かく残っている
優しさと、少しの寂しさを抱えて
だから今夜も、肉じゃがを作る
あの味には届かなくても
何となく心が落ち着くんだ
懐かしくて、悲しいけれど、どこか癒される...
あとがき
懐かしさと優しさがじんわり感じられる内容に
気に入っていただけたら幸いです。
【朗読フリー】
・著作権は放棄してないですよ🤗
・使用する時は、Xかstand.fm、Instagramのdmなどから連絡してくださると嬉しいです😊
・音声配信する場合は
配信アプリの概要欄にこのnoteのURL ➕#MakoCafe
を記載してください
サムネイル画像も貼り付けしておきます